コ・ミンシ×カン・ハヌルが早くもキス 『隠し味にはロマンス』に漂う三角関係の予感

Netflixで5月12日より配信中の『隠し味にはロマンス』にハマる人が続出している。日本のNetflix今日のTV番組TOP10では2位(5月23日時点)、Netflix世界ランキングでも2位と世界的にも大ヒット中なのだ。レストランを舞台に、カン・ハヌルとコ・ミンシが主演を務める王道ラブコメで、展開がスピーディーなのも視聴者から高評価となっている。本稿では、第3話、第4話を中心に紹介するしたい。(以下、ネタバレを含みます)
レシピハンターの財閥御曹司ハン・ボム(カン・ハヌル)は、兄ソヌ(ペ・ナラ)と後継者争いを繰り広げる中で、兄に陥れられて失脚させられる。ボムは、レシピを買うために「全州ビビンバ」を生んだ食の都、全州で食堂を営むシェフのモ・ヨンジュ(コ・ミンシ)に近づくのだがーー。
ボムは、ヨンジュの食堂「ジョンジェ」を手伝いながら、彼女からレシピを奪う機会をひそかに狙っていた。ヨンジュは、酔っぱらったボムが電話でそのことを話しているのを耳にし、彼が兄に恋人を奪われたと勘違いする。「ジョンジェ」を敵視するクッパ店の後継者であるチュンスン(ユ・スビン)が、店の妨害をすることに怒り心頭のヨンジュは、チュンスンに抗議をする。
カン・ハヌルとコ・ミンシを中心に、ユ・スビン、キム・シンロク、さらに存在感抜群のペ・ナラに、ホン・ファヨンと、安定の俳優たちの布陣だ。
『地獄が呼んでいる』で光った4人の名演と独自の世界観 前後半で生まれたギャップとは
配信以来、世界のドラマ界に旋風を巻き起こしているNetflixの新ドラマ『地獄が呼んでいる』。監督は傑作映画『新感染 ファイナル…ボムとヨンジュは、味噌作りを共にしたことで、距離が近づいていく。ボムは、バスの中で眠るヨンジュを自分にもたれ掛けさせたり、「醤石」をキラキラした瞳で見つめるヨンジュを思わず「きれいだな」と言ったり彼女に強く惹かれていく。韓ドラあるあるの「雨」が良い仕事をしてくれる場面もあった。、突然降り出す雨の中、手を繋ぐボムとヨンジュ。さらに、バス停では、雨に濡れるボムをヨンジュが引き寄せ、スローモーションで瞳と瞳が見つめ合うロマンティックシーンとなっている。本作は、こういう韓ドラの良さが盛りだくさんで、「いいですよいいですよ」と脳内で喜んでしまう。
『その年、私たちは』『トッケビ』で雨が生んだ名シーン 梅雨に観たくなる韓国ドラマ7選
今年も梅雨が始まり、気付けば2022年も半年が過ぎようとしている。どんよりとした雲とジメジメした雨に、なかなか気分が乗らない日も…大手食品会社の後継者としてビジネスの論理を優先し、レシピハンターとして感情より結果を求める男であったボムと、食材の産地にこだわり、味と誠実さを何より大切にし、料理を愛するヨンジュ。そんな正反対のふたりが、料理を通じて少しずつ心をほどき、結び付いていくプロセスが心地良い。
ボムとヨンジュの心が近づく中、ヨンジュの店が何者かに放火され大打撃を受けてしまう。放火犯は、酔ったチュンスンのようで、彼は謝罪をしてヨンジュの店の修復をする約束をする。ヨンジュらは、店の修復費用を捻出するために賞金の出る「キッチンカー対抗戦」に出場することに。ソヌは、ボムがイベントに出ることを知り、自身の持つ二つ星レストランのシェフであるヨンヘ(ホン・ファヨン)を対抗戦に出場させる。ヨンジュは、メニューをキンパにし、食材にこだわった昔ながらの味で、多くの客を満足させることができた。しかし、ソヌは、裏から手を回してヨンヘを優勝させる。そのことを知ったボムは、ソヌに詰め寄りながら、放火もソヌの仕業だと彼を問い詰める。
チーム「ジョンジェ」は一丸となって対抗戦を挑むも、惜しくも敗れてしまった。だが、ボムはヨンジェがイベント後に子供たちと遊ぶ姿を愛おしそうに眺める。そんなボムの姿を見たヨンヘは、彼がヨンジェのことを好きだと言い当てる。ボムは、その言葉を聞いて自身のヨンジェへの恋心に気づき、彼女に「俺は好きらしいんだ」「君が好きなんだ」と告白。そして、彼女にキスをする。






















