『イカゲーム』“ファイナル”シーズン3が待ち切れない! 最新ビジュアルから展開を考察

待ちに待った『イカゲーム』のシーズン3の配信日が発表された。6月27日とのことで、今から約5カ月後である。首を長くして待つファンも多いことだろう。
そこで、少々先走り気味だが、今回発表された情報から、シーズン3の魅力を考察してみようと思う。

今回のティザービジュアルで目を引くのは、何といってもヨンヒ人形である。その横には、シーズン2のエンドロールでも映された男の子人形。チョルスというキャラクターだそうだが、もうひとつのティザービジュアルでも、214番の背番号をつけたプレーヤーが引きずられる花畑の上に、その2体らしき影がかかっている。
ヨンヒ人形は、「だるまさんがころんだ」のゲームの際に登場した残酷な“鬼”役のロボットだ。シーズン1から引き続き行われたゲームは、この「だるまさんがころんだ」だけであり、ヨンヒ人形は『イカゲーム』のポップアップストアでさまざまなキャラクターグッズにもなっている。
つまり本作を象徴するゲームともいえるが、そこに変化を与えるチョルス人形はどんな役割を果たすのか? さらなる恐怖の展開が待ち受けていそうだ。

ちなみに、ティザービジュアルで花畑の上を引きずられる214番のプレーヤーは、シーズン2で脱落した端役のキャラだとか。だが、わざわざティザービジュアルにその背番号を使ったのには何かわけがありそうな気もする。シーズン3を観る際には、心の片隅にこの背番号を留めておきたい。
今回出された情報では、シーズン2終了時点で生き残っているプレーヤーの名が数名書かれていたのも目についた。かなり脱落したり殺されたりしたように思っていたが、イム・シワン、ヤン・ドングン、パク・ソンフン、カン・ハヌルという有名どころの俳優が演じるキャラクターも生き残っている。
この中で、パク・ソンフン演じるトランスジェンダーの元軍人ヒョンジュと、カン・ハヌル演じる元海兵隊員デホは、シーズン2で主人公ギフンとともに反乱軍に参加していた。
そのため、シーズン3では早々に処罰される可能性があるが、強制的に敗者復活の名目で闘わされ壮絶な展開になることもあり得る。精神的に追い込まれているデホは、果たしてどうなってしまうのか。

衝撃的な最期が用意されているかも……と見込んでいるのは、イム・シワン演じるミョンギだ。
欲深い性格の“借金地獄のインフルエンサー”で、シーズン2ではチェ・スンヒョン演じるサノスと激しく争うシーンで印象を残したが、プレーヤーの中に自分の子を宿すジュニがいることが、彼の損得勘定にどう影響するのか。シーズン3では、演技ドルから若手実力派となったイム・シワンの真骨頂が見られるのではないかと期待している。
また、ここには名前が挙げられていないが、個人的には2人のキャラクターにも注目している。