『キャシアン・アンドー』ディエゴ・ルナ、K-2SO役アラン・テュディックとの“再会”に感慨

千葉・幕張メッセで開催中の「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」。4月19日に行われた『スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー』のパネルに、キャストのディエゴ・ルナ、ジェネヴィーヴ・オーライリー、アドリア・アルホナ、デニース・ゴフ、カイル・ソラー、アラン・テュディック、エグゼクティブ・プロデューサーのサナ・ウォーヘンベルグ、エグゼクティブ・プロデューサー兼脚本のトニー・ギルロイが登壇した。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016年)で冷静沈着な情報将校として命懸けのミッションに挑んだキャシアン・アンドーが、いかにして反乱軍の英雄になったのかが描かれる『キャシアン・アンドー』。4月23日から配信されるシーズン2を目前に控え、キャスト・スタッフが作品について語った。

主人公キャシアン・アンドーを演じたルナは、「ここまで来てくださったみなさん、本当にありがとうございます。心から感謝しています」と会場に集まった多くの『スター・ウォーズ』に感謝を述べる。『キャシアン・アンドー』について「この作品の一部になれたことを誇りに思います。私たちはもちろん、キャシアンの物語に戻るというアイデアが大好きです。でも何より、皆さんが『キャシアン・アンドー』という作品をここまで大切に思ってくれていること、2年半もの間楽しみに待ってくれていたこと、それが私たちにとってどれほど大きな励みになったか……本当に感謝しかありません」と感慨深い様子で語る。いよいよ配信が始まるシーズン2については「あらゆる面でスケールアップしている」と言い、アドベンチャー、アクション、人間ドラマのすべてがより深く、濃くなっています。物語は『ローグ・ワン』の直前へと迫っていくので、すべての展開に重みがあり、感情的にもとても深い内容になっていきます。シーズン1で登場したキャラクターたちはもちろん、新しい登場人物も加わります。そしておなじみの顔も、きっと期待している通りに現れますよ」とお馴染みのキャラクターや新たなキャラクターの登場を示唆した。
『ローグ・ワン』から脚本を手がけているギルロイは、「シーズン1は1年分の出来事を描きましたが、シーズン2では4年間を描きます。3話ごとに1年を描き、それぞれ週に3話ずつ配信します。つまり、毎週映画を1本観るような感覚です。非常に濃密なシーズンになるでしょう。そして、完結編となるシーズン2を観終えたら、ぜひそのまま『ローグ・ワン』を観てください。きっと、まったく違った映画として見えるはずです。驚きの体験になると思います」と作品をアピールした。

モン・マスマ役のオーライリーも「私たちはずっと、“小さなダイヤモンド”のようなものを隠し持っていた感覚で、それをようやくみなさんと共有できることが楽しみでなりません。きっと気に入っていただけると思います」とシーズン2に自信の様子。「物語は惑星シャンドリラ、つまりモン・モスマの先祖代々の故郷から始まります。結婚式の場面からスタートし、そこにはさまざまな複雑さや苦悩が描かれます。そして、特にモン・モスマにとっては、かなり暗い場所にも踏み込んでいくことになります。彼女は影の中から一歩踏み出し、真実を語るためにすべてを賭けなければならないのです」とモン・モスマにとっても重要なエピソードになるとコメント。
デドラ・ミーロ役のゴフも「シーズン2では、デドラがどこから来たのか、そして彼女を形作っているものが何なのか、少しだけ明かされます。何より素晴らしいのは、登場人物一人ひとりが本当に丁寧に描かれていることです。これまで、こんなにも完成されたアンサンブル作品の一部になったことはありません。あまり多くは語れませんが……シーズン2では、デドラが本当の姿を見せていきます。シーズン1よりもずっとダークで、より人間的で複雑なんです」とデドラに変化が見えることを明かした。





















