すなくじらの「絶対食べたいグルメ」
『薬屋のひとりごと』猫猫と壬氏が食べた“鶏の串焼き”を作ってみた ビールと相性最高!

皮はパリッと香ばしく、肉はジューシーで柔らかい。たれの甘じょっぱさが肉の旨味を引き立て、ひと口ごとに深い満足感が。五香粉のありなしを食べ比べてみると、五香粉ありの方は香りに奥行きが生まれ、スパイシーさとほんのりした甘みが口の中で複雑に変化していく。小さじ1/2しか入れていないにも関わらず、五香粉の存在感、おそるべし。断じてただの焼き鳥ではない。

食べ比べてみると筆者は断然、五香粉ありの方が好きで、これこそが『薬屋のひとりごと』の世界を感じさせてくれた。ただ、スターアニスやシナモンの香りが苦手な人や子どもと一緒に食べる場合はなしでもいいのかもしれない。とはいえ、酒を飲むのであれば五香粉があった方がつまみとしての魅力が倍増する。という居酒屋の……ではなく、薬屋のひとりごとでした。

繰り返しになるが、手間の部分では毒味スープよりも楽なので、時間がないけど何か作ってみたいという人におすすめだ。軽食やつまみとして日常の中で作りやすいのも良かった。しかし街歩きの屋台の食べ物と宮中の料理だと手間が違うのは当然といえば当然なので、両方作ってその違いを体感するのも『薬屋のひとりごと』の世界を味わう醍醐味だろう。猫猫と壬氏と一緒に街歩きをしているような気分に浸りたい方はぜひお試しを。
参照
※https://scawaiiweb.com/articles/detail/59191





















