『葬送のフリーレン』第2期で注目すべきポイントを解説 ヒンメルの最後のセリフが伏線に

TVアニメ『葬送のフリーレン』第2期が、2026年1月より日本テレビ系で放送されることが決定した。第2期は、原作コミックス7巻収録の第61話から描かれる。本稿では、記事の後半にかけて核心的なネタバレは避けつつ見どころを紹介するため、この先の展開を前情報を入れずに楽しみたい人はご注意いただきたい。
『葬送のフリーレン』第2期、2026年1月より放送 フリーレン一行を描いた新ビジュアルも
TVアニメ『葬送のフリーレン』第2期が2026年1月より日本テレビ系で放送されることが決定し、あわせてティザービジュアル第2弾が…『葬送のフリーレン』といえば、もはや社会現象といえる反響を起こしたアニメでもある。アニメファン以外の層にも広く作品が届き、タイトル名が会社や学校で話題に上がった場に遭遇したことがある人も多いのではないだろうか。動画配信サービスでも最新話が更新されるたびにランク入りを果たすほどの注目を集め、普段アニメをあまり観ない人々にも共感を呼んだのは、人生や時間の流れ、記憶や別れといった普遍的なテーマを丁寧に描いたストーリー性の高さによるものだろう。「魔王を倒した勇者一行の後日譚を描く」という異色の設定でありながら、どこか懐かしく温かい世界観が多くの視聴者の心を掴んだのである。
そんな『葬送のフリーレン』第1期の最終回では、一級魔法使い試験がついに終わりを告げ、結果としてゼーリエによる第三次試験にフリーレンは落第してしまう。一級魔法使い試験に合格したのはフェルン、デンケン、ユーベル、ラント、ヴィアベル、メトーデの6人。試験を通して共に苦楽を過ごしてきた受験者たちとの別れも描かれた。そこで、第2期から始まるこの後の展開がどうなるのか気になっているファンも多いだろう。
第2期で注目すべきポイントのひとつが、キャッチコピー「くだらない、かけがえのない冒険」。第1期のラストでは一級魔法使い試験の中でさまざまなバトルが繰り広げられ、派手なアクションも多い分、殺伐とした雰囲気が流れるシーンも多かった。しかし、原作通りに展開するならば、第2期からは再び3人による心温まるゆるやかな旅の日々を楽しむことができる。時に笑い、感動し、相手の気持ちに向き合いながら悩む。そんなフリーレン、フェルン、シュタルクの3人による静かで味わい深い旅路が、再び始まっていくのである。





















