朝ドラと旧大阪万博との関係をまとめてみた 『おむすび』は開催50周年をどう描く?

朝ドラと旧大阪万博との関係をまとめてみた

 インスタントラーメンを生み出した日清食品の創業者である安藤百福とその妻・仁子をモデルにしたと思われる、安藤サクラがヒロインを務めた『まんぷく』(2018年度後期)では、万博が始まった頃に、萬平(長谷川博己)がすでに看板商品であった「まんぷくラーメン」のほかに新商品として「容器に入ったラーメン」を開発することに決め、麺も味も変えるべく試行錯誤を繰り返していた。するとある夜、娘の幸(小川紗良)が万博で知り合った外国人を連れて帰ってきており、早速、新商品を食べてもらうことに。福子(安藤サクラ)もその反応に期待を膨らませるが、麺が長すぎることや、うまく麺がすすれない外国人にとって食べにくいなどの問題点が発覚する。しかし、これによって萬平の発明家魂に火がつき、カップ麺「まんぷくヌードル」が誕生することになるのだ。

 これまでの朝ドラでは、その人の人生における大きな転換期の契機を作ったともいえる大阪万博。はたして、その開催から約50年が経っている2010年代後半が舞台の『おむすび』では一体何をもたらしてくれるのだろうか。

■放送情報
連続テレビ小説『おむすび』
NHK総合にて、毎週月曜から金曜8:00〜8:15放送/毎週月曜〜金曜12:45〜13:00再放送
BSプレミアムにて、毎週月曜から金曜7:30〜7:45放送/毎週土曜8:15〜9:30再放送
BS4Kにて、毎週月曜から金曜7:30〜7:45放送/毎週土曜10:15~11:30再放送
出演:橋本環奈、松平健、仲里依紗、宮崎美子、北村有起哉、麻生久美子、佐野勇斗、キムラ緑子
語り:リリー・フランキー
主題歌:B'z「イルミネーション」
脚本:根本ノンジ
制作統括:宇佐川隆史、真鍋斎
プロデューサー:管原浩
写真提供=NHK

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