ディーン・フジオカの魅力は“家族愛”の表現 『対岸の家事』での育休中の官僚パパ役に期待
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ディーン・フジオカの新たな出演作に期待が高まる。多部未華子主演の4月期TBS火曜ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』に、江口のりこと共に出演が発表されたばかりのディーン。本作では、厚生労働省に勤務するエリート官僚でありながら2年の育休を取得し、子育てと家事に奔走する中谷達也を演じることになる。
江口のりこ&ディーン・フジオカ、多部未華子主演『対岸の家事』出演決定
多部未華子が主演を務める4月期TBS火曜ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』に、江口のりこ、ディーン・フジオカが出演す…
2015年度後期のNHK連続テレビ小説『あさが来た』で五代友厚役を演じブレイクしてから、活躍の場を広げ続けているディーン。『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』(フジテレビ系)、『シャーロック』(フジテレビ系)など古典名作を原作とする役から、『おっさんずラブ-リターンズ-』(テレビ朝日系)での“今世紀最高峰”のバチェラー、ラガーフェルド・翔役まで、幅広い役柄で存在感を見せる。さらに2025年2月には『正直不動産』シリーズ(NHK総合)の最新作『正直不動産ミネルヴァSpecial』(NHK BSP4K・NHK BS)におけるメインキャラクターの神木涼真役で大活躍し、その勢いはなおも健在だ。
そんなディーンの魅力はやはり、“家族”を見つめる眼差しだろう。これまでも『パンドラの果実〜科学犯罪捜査ファイル〜』(日本テレビ系)の小比類巻祐一役や、『星降る夜に』(テレビ朝日系)の佐々木深夜役など、妻への強く深い愛情を感じさせる役どころが多かった。『正直不動産ミネルヴァSpecial』でも、妻子を思う強い想いが次々と溢れ出すシーンを熱演し、ディーンの切ない表情と哀しみに満ちた目で訴える芝居は多くの視聴者の胸を打った。
また、『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』の柴門暖/モンテ・クリスト・真海役では愛する人との関係を引き裂かれるなど、過酷な運命に翻弄されることもあった。繊細で聡明そうなビジュアルからついクールなキャラクターなのではないかと思ってしまうところを、芝居で家族想いの真っ直ぐな一面を表現してギャップを生み、視聴者の心を激しく揺さぶるのがディーンの魅力だ。加えて、ディーン自身も非常に家族想いであり、本人の公式Instagramに度々家族の写真を掲載している。本人の生き様もまた、魅力的な俳優なのだ。