仲里依紗の代表作は“自分自身” 『おむすび』橋本環奈との姉妹役は朝ドラ史に刻まれる予感
「『不適切にもほどがある!』『大奥』『離婚しようよ』と、強い女性を演じることが続いています。でも、ただ、“強い”女性を演じているのではなくて、そこに切なさや哀しみが仲さんの芝居にはある。だから、強い言葉を放っているときも、“うるさい”といった感じが不思議としない。ともすれば、嫌われるような人物にもなっておかしくないキャラクターも、仲さんが演じるとそういったものがないというか。それは仲さんの根底にある“ギャル”マインドが大きいのではないかと思います。どこかカラッとしている、ジメッとしていない強さがある。それは『おむすび』で主演を務める橋本環奈さんにも共通している要素といえるかもしれません。橋本さんは映画『セーラー服と機関銃』で主演を務めていて、仲さんは『時をかける少女』。一時代を築いた角川映画のリメイク作でヒロインを務めた2人が姉妹役に、しかも舞台は平成という点になんとも言えない縁を感じますし、非常におもしろいなと思います」
誰もがピッタリと感じた仲里依紗の“伝説のギャル”役。橋本環奈と朝ドラ史に刻まれる姉妹になりそうだ。
■放送情報
2024年度後期連続テレビ小説『おむすび』
NHK総合にて、2024年秋放送
出演:橋本環奈、仲里依紗
脚本:根本ノンジ
制作統括:宇佐川隆史、真鍋斎
プロデューサー:管原浩