今田美桜にとって人生最大のターニングポイントは? 現在につながる19歳当時の決断

医療現場の最前線で交錯する命と葛藤を描いたドラマ『クロスロード ~救命救急の約束~』(テレビ朝日系)。春木遥役で主演を務める今田美桜は、自身初となる医師役に挑んでいる。ハードな撮影の舞台裏と現場での手応え、そして上京から10年という節目を迎えたいま、自身のターニングポイントとなった「19歳の決断」を振り返る。
過去に何度も共演している磯村勇斗だからこその信頼感
――初の医師役ということで、今田さんにとっても挑戦の多い現場かと思います。
今田美桜(以下、今田):救命救急ならではのスピード感や緊迫感、そして一つの掛け違いで状況がガラッと変わってしまう現場のリアルさを痛感しました。だからこそ、キャストはもちろん、スタッフさん含めた全体のチームワークが何よりも大切だなと実感する日々です。
――専門用語の多いセリフだけでなく、手術の細かい手元など、リアルな医療所作を見せるハードルも高かったのではないでしょうか。
今田:そうですね。言葉もそうですし、所作に関しては台本とは別に「医療台本」を作ってくださっていて、やるべき工程がすごく細かく書かれていたんです。指導の先生やスタッフの皆さんと丁寧に確認しながら進めていきました。最初は「間違いがないように」と難しさを感じていたのですが、撮影を重ねるにつれて、チームで乗り越える面白さも味わえるようになっていきました。それが作品の大きな見どころにもなっていると思います。
――以前、桐生昴役の磯村勇斗さんにインタビューさせていただいた際、今田さんについて「役者としての安心感や信頼は絶大」と話されていました。バディとなる磯村さんとの再共演はいかがでしたか?
磯村勇斗、初の医師役で実感した“永遠に答えが出ないテーマ” 今田美桜への絶大な信頼も
磯村勇斗にとって1年ぶりの民放連続ドラマ出演作となる『クロスロード ~救命救急の約束~』が、7月7日よりテレビ朝日系で放送される…今田:磯村さんとはこれまでも兄弟役や同僚役など様々な役柄でご一緒させていただいてきましたが、今回は手術台に一緒に立つシーンが本当に多くて。手術を行う医師に見えている「術野(じゅつや)」と呼ばれるエリアをいかにスムーズに、かつやりやすく作業を進められるかという部分をすごく話し合いました。過去に何度も共演させていただいているからこその信頼感があったので、最初からすごく良いバディ感とチームワークで挑めたと思っています。
――自身初となる医師役、そして命を扱う重厚なドラマを走り切ってみて、新しく芽生えた感情や経験はありましたか?
今田:現場には常に医療指導の先生方が立ち会ってくださっていたので、実際の命の現場について勉強させていただくことが本当に多かったです。もっと知ってみたいという探求心が芽生えたのは大きな変化でした。あとは、私が演じた遥という女性の姿ですね。彼女は現場で悩み、葛藤しながらも、「自分の信念や正義を絶対に曲げない」という強いまっすぐさを持っています。どう周りに言われようとブレない彼女の生き方に私自身も胸を打たれましたし、「一生懸命になるって、すごくカッコよくて素敵なことなんだな」と改めて感じることができました。






















