ディズニー、USJ、ジブリパークに新エリアが誕生! 予習しておきたいアニメ映画まとめ
テーマパークの面白さといえば、作品の世界観を現実世界で体感できることにある。日本の人気テーマパークといえば、ジブリパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下、USJ)、東京ディズニーリゾートが挙げられるが、この3つのパークの総アトラクション数だけでも100を超えている。
つまりは、それだけの数の作品が、“再現”されていることになるのだが、実際に足を運ぶとなれば何の作品を予習すべきか迷ってしまうこともあるかもしれない。ここでは、各パーク内に足を運ぶ前に予習してほしいおすすめ作品をピックアップして紹介しよう。
ジブリパーク「魔女の谷」(3月16日オープン)
まずは、各エリアの展示を通して映画の魅力的な世界に没頭できるジブリパークから。例えば、ジブリパークではジブリの大倉庫にある「なりきり写真館」で、『天空の城ラピュタ』のパズーがシータを救うシーンや、『千と千尋の神隠し』で千尋がカオナシと共に列車に乗るシーンなど、ジブリの名場面を体験できる。
また、ジブリ特有の繊細な建築の背景も見どころの一つだ。特に『となりのトトロ』の世界を再現した「どんどこ森」エリアはファン必見。サツキとメイの家を訪れる前に、アニメでの家の描写と観ておくとそのリアルさが伝わるに違いない。『となりのトトロ』ではついトトロに目がいってしまう気持ちもわかるが、せっかくパークに足を運ぶのなら、トトロの未登場シーンも注意深く確認しておこう。
ジブリパークといえば、2022年11月に「もののけの里」がオープンしたばかりだが、新たに「魔女の谷」エリアが公開されることが話題となっている。この新しいエリアは『魔女の宅急便』、『ハウルの動く城』、『アーヤと魔女』といった作品にインスパイアされたヨーロッパ風の世界観が特徴である。
特に注目すべきは『魔女の宅急便』でキキが修行中にお世話になる「グーチョキパン屋」だろう。映画でおソノさん夫婦が営むこのパン屋だが、「魔女の谷」では実際に「グーチョキパン屋」のパンを購入する体験もできるそう。また、劇中で印象に残る、キキとジジが過ごした屋根裏部屋も見学できる。映画の中のポップな色使いの世界観が、パークでどのように再現されるのかも楽しみである。