ディズニー、USJ、ジブリパークに新エリアが誕生! 予習しておきたいアニメ映画まとめ

テーマパークに行く前に予習しておきたい映画

USJ「ドンキーコング・カントリー」(2024年春オープン)

 新エリアといえば、USJも話題が尽きない。USJでは2024年春に、人気ゲーム『ドンキーコング』をテーマにした新エリア「ドンキーコング・カントリー」をオープンする。このエリアは「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の一環で、マリオの世界をテーマにしたエリアの隣に位置する。『ドンキーコング』は過去にアニメ版も放送されているが、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』にもドンキーコングが登場するので、こちらでマリオのキャラクターとあわせて予習を済ませるといいかもしれない。

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』©︎2023 Nintendo and Universal Studios

 こちらは新エリアではないものの、USJに行くのなら、やはり『怪盗グルー』シリーズもあわせて観ておきたい。USJ内のミニオン・パークには「ミニオン・ハチャメチャ・ライド」と「ミニオン・ハチャメチャ・アイス」という2つのアトラクションがあり、ミニオン関連のグッズも豊富だからだ。

 実はミニオン関連の映画は全6作品というかなりのボリュームになっている。パークに足を運ぶ前には、まずはミニオンたちの過去編ともいえる映画『ミニオンズ』からの視聴がおすすめだ。続く映画『怪盗グルー』シリーズは、ミニオンとグルーの出会いと冒険を描いているので、作品を時系列順に観ることでストーリーをより深く理解できる。

東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」(6月6日オープン)

 一方、東京ディズニーシーでは、2024年上半期に『アナと雪の女王』、『塔の上のラプンツェル』、『ピーター・パン』をテーマにした新テーマポート「ファンタジースプリングス」がオープン予定。このエリアの目玉アトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」は、水流ライド型で、心温まる姉妹の物語と映画の名曲を楽しめる。

 大ヒットを記録した映画『アナと雪の女王』なら、コアなファンでなくても当時劇場に足を運んだ記憶のある人も多いかもしれないが、実は本作は2024年で公開から10年を迎える。復習として作品を観直すにも、まさにちょうどいいタイミングなのではないだろうか。

『アナと雪の女王2』©︎2019 Disney. All Rights Reserved.

 また、「ピーターパンのネバーランド」エリアでは、ゲストは「ロストキッズ」の一員として海賊船の探索や隠れ家での食事、海賊との冒険など、ネバーランドの世界を体験できる。

 映画『ピーター・パン』といえば、やはりウェンディとの物語が印象的な人も多いはず。意外と知られていないのが、『ピーター・パン』には続編となる『ピーター・パン2』があること。第2次大戦下のロンドンを舞台にした『ピーター・パン2』では、成長したウェンディが母親として子どもたちに夢の島「ネバーランド」の物語を語る。“母”となったウェンディとピーターパンの話になるので、この続編も予習しておくと、ネバーランドの世界をまた違った見方で深く楽しめるかもしれない。

 最後は、『塔の上のラプンツェル』だ。森の中に高くそびえる塔が印象的な「ラプンツェルの森」には、水流ライドタイプのアトラクション「ラプンツェルのランタンフェスティバル」がオープン。映画『塔の上のラプンツェル』の最大の見どころといえば、ロマンティックな雰囲気漂う、ランタンフェスティバルのシーンだが、こちらは絶対に事前に映画を観ておいた方が最大限にパークを楽しめるはず。

 今回紹介した作品は、各パーク内にあるアトラクションの数を考えればほんの一部に過ぎない。パークに足を運ぶ前こそ、新しい作品との出会いのチャンスだ。新エリアの拡充をきっかけに、今一度「あの名作」を振り返ってみよう。

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