松岡禎丞×水瀬いのりら、『ダンまち』への思いを語る 10周年イベントで観客爆笑の朗読劇も
続くコーナーは、『ダンまち』に絡んだミッションに挑んで、だるま落としの上に乗ったヘスティアを救い出せといったもの。最初はイベントのキービジュアルが30秒かけて変化していくのを見て、どこが変わっていくのかを挙げてもらうものだったが、見つめていても気づかない変化にキャスト陣も苦労していた。続くキャラクターたちの中からお題として出された1人を、来場者に質問をすることで選び出すミッションも、質問内容を工夫することでどうにかクリアした。
出されたお題をキャスト陣が順に絵に描いてつなげていく一種の伝言ゲームでは、昼の部ではリリルカ・アーデ、夜の部でアイズ・ヴァレンシュタインがお題として出されたが、リリルカの場合は特徴のリュックが上手く伝わらず、アイズは途中から耳が伸びてしまったことでリューと誤解され、いずれも不正解となった。このため、だるま落としに使う丈夫なハンマーを得られなかったが、ここで春姫のレベルブーストが発動。千菅がステージ上でウチデノコヅチと詠唱すると、丈夫なハンマーが出てきて松岡の手に渡り、ヘスティアを救い出すことに成功した。
このあとイベントは、sajou no hanaからsanaが登壇して第4期新章のOP「天灯」を歌い、そこから大森藤ノ監修の朗読劇がスタート。昼の部では、アストレア・ファミリアが眠る18階層まで降りる冒険に出たベルとリューだったが、なぜかリューが激しくマウントをとって最強のヒロインぶったことで、ヘスティアが焦り声だけで参加したリリもおかしくなるという、ユニークなドラマに笑うことができた。
夜の部ではユニークさがさらにパワーアップ。25階層へと降りたベルたち一行に中で、春姫が自分を最強ヒロインと言い出しおかしくなったのを、アイシャがヘル・カイオスの詠唱を唱えることで解決するまでの間に、パロディがありアドリブもたっぷりと仕込まれたハチャメチャな展開が繰り広げられ、会場の爆笑を誘っていた。
最後は昼夜ともきれいに落ち着き、sajou no hanaのsanaが第4期深章エンディングテーマ「切り傷」を歌い、続いて早見沙織が「Guide」を歌ってエンディングへ。7年ぶりとなったリアルでの『ダンまち』単独イベントに今も大勢が集まってくれたことを喜び、これからの展開にも熱い支持を送ってくれるよう求めてイベントを終えた。
昼の部はそのまま終了となったが、夜の部では「特報」の文字とともにシル・フローヴァのモノローグがついた映像が流され、アニメ第5期の制作が発表されて会場からどよめきが起こった。再び登壇したキャスト陣が原作者の大森藤ノからのメッセージを読み上げ、作品への期待を大いに誘ってイベントを終えた。
アニメ『ダンまち』第5期制作決定 大森藤ノ「今までとは違ったダンまちをお届けできる」
アニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ』の制作が、11月4日に開催された「聖火祭(ウェスタ・パーティ)in…
■作品情報
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ』
©️大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち5製作委員会
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