『力の強い女 カン・ナムスン』天真爛漫なイ・ユミがかわいい 前作からのカメオ出演も

『カン・ナムスン』天真爛漫なイ・ユミ

 大人気ドラマ『力の強い女 ト・ボンスン』の新シリーズ『力の強い女 カン・ナムスン』が10月7日に韓国で放送が始まり、Netflixでも配信中がスタート。10月9日から10月15日のNetflixグローバルTOP10(非英語シリーズ)では、世界45カ国でベスト10入りと大ヒットの兆しを見せている。

 本作は、力の強い女の家系に生まれたカン・ナムスンを主人公に、ナムスンとその母、祖母たちが怪力を使って人助けと世直しをしていくスーパーヒーローものだ。主人公のカン・ナムスンを演じるのは、『イカゲーム』『今、私たちの学校は…』で世界的ライジングスターとなったイ・ユミ。イ・ユミは、『イカゲーム』でわずかな出演ながらも、壮絶な過去を持つ儚いジヨン役を演じブレイク。同じく一躍時の人となったチョン・ホヨンが演じたセビョクとジヨンの友情エピソードに涙腺を刺激された視聴者が続出した。

 多くの涙を誘ったジヨン役から一転、続く『今、私たちの学校は…』では、ヴィラネスとして、利己的なイ・ナヨン役で視聴者の怒りを一手に引き受けるほどの演技力の高さを見せた。イ・ユミは2010年に映画『哀しき獣』でデビュー後、トラウマを抱えたシリアスなキャラクターを演じることが多かった。そんなイ・ユミが、本作でこれまで見せたことのない、最高にキュートで太陽のように光り輝く天真爛漫なキャラクターを演じ、観るものの心をわしづかみにしてくるのだ。

 イ・ユミが演じる主人公カン・ナムスンは、5歳の頃に父親のカン・ボンゴ(イ・スンジュン)と一緒に出かけたモンゴルで迷子になってしまう。その後、ナムスンはモンゴルで拾われた夫婦の元でスクスクと育ち、過去の記憶を忘れてしまう。成長したナムスンは、家族を探すために韓国へ帰国する。ナムスンは、韓国の入国検査で麻薬捜査官カン・ヒシク(オン・ソンウ)から持ち物を疑われたことをきっかけに、ヒシクと親しくなる。両親の名前もわからないナムスンだが、韓国で意気揚々と親探しを始めるなかで、詐欺に合い全財産を失くしたり、公園でモンゴルのゲル(モンゴルのテントのような住居)を作る中でホームレスカップルのチ・ヒョンス(チュ・ウジェ)&ノ先生(キョンリ)と出会ったりと人との縁が出来ていく。

 一方、ナムスンの母親ファン・グムジュ(キム・ジョンウン)は、ナムスンの行方を捜し、“力の強い女”を探すために娘の情報を新聞記事にしたり、力自慢コンテストを開催するのだが、それを見たリ・ファジャ(チェ・ヒジン)が偽のナムスンを装って娘として家に入り込んでくる。グムジュは、ファジャを娘ナムスンだと思い、大切にするのだが、ナムスンの父ボンゴは、ファジャが娘ではないと一目で見抜いた。

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