日向亘&大倉空人、『君となら恋をしてみても』にかけた想い “お互いでよかった”場面も

日向亘&大倉空人、“お互いでよかった”場面

 世話焼きな同級生と甘えたがりな転校生の2人が出会い、“君となら恋をしてみても”と心からお互いを想い合う。

 累計10万部を突破した大ヒット原作コミックス『君となら恋をしてみても』が、ついに実写ドラマ化。男子高校生たちのピュアなもどかしさで彩られた世界観は保ちつつ、江の島を舞台に、才能溢れるフレッシュな俳優たちが新たな感動を紡ぎ出す。

 山菅龍司役を『仮面ライダーリバイス』(テレビ朝日系)で注目を集めた日向亘が演じ、海堂天役を演じるのは、俳優でありながらダンスボーカルユニット「原因は自分にある。」のメンバーとしても活躍する大倉空人。撮影期間中、キャラクターに本気で向き合い続けたという彼らに、映像ならではの『君となら恋をしてみても』の魅力を語ってもらった。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】

それぞれの強みで互いに助け合った撮影現場

ーー本作はゆっくりと絆を育んでいく龍司と天の空気感がとても心地よい物語です。相手役がお互いでよかったなと実感した場面は?

大倉空人(以下、大倉):日向くんの演技力の高さを感じたときに「日向くんで良かったな」と思いました。日向くんの発する言葉って、ナチュラルなのに1つ1つのセリフの中にしっかりと感情があるんです。天は龍司のセリフや行動で気持ちが変わっていくキャラクターなので、繊細な感情を込めたセリフの吐き出し方ができる日向くんが相手だからこそ、僕も天としてお芝居ができました。

大倉空人
大倉空人

ーー龍司のキャラクターを日向さんの演技がより魅力的にしていたと。

大倉:ただ、日向くん本人には龍司と違う良さもあります。素の日向くんの元気で無邪気な感じに、僕はもちろんですが、周りのスタッフの皆さんも励まされたんじゃないかな。忙しいスケジュールでヘトヘトになって撮影を続ける中で、現場の雰囲気を活気づけてくれた存在です。全てを通して、「共演できたのが日向くんでよかったな」と僕は感じています。

日向亘(以下、日向):いやいや。こう見えて僕はとにかく人見知りなんです。大倉くんは、気遣いができて、とても周りをよく見ている人です。どんなに朝早くて眠たい時でも、スタッフの皆さんや、僕を含めたキャストの方たちと常に誰かしらとコミュニケーションを取ることで現場を和やかな空気にしてくれて、本当に助けてもらいました。

日向亘
日向亘

ーー日向さんはどんな場面で相手が大倉さんでよかったと感じましたか?

日向:同級生役の方たちと一緒になった場面かな。僕は全然喋れなかったんですが、大倉くんはみんなとよく話をされていて。そういうところでも、人との距離の縮め方が上手なので、コミュニケーション能力の高さを感じましたし、尊敬しています。

ーーまっすぐでストレートに想いを伝える天、ゆっくり考えて受け止めるタイプの龍司、ご自身の恋愛観はどちらに似ていますか?

大倉:僕は天ですかね。もう好きになったら、すぐ伝えちゃうというか。

ーー先ほど、「コミュニケーション能力が高い」と言われてましたもんね。

大倉:いやいや(笑)。そんなことないんですよ?

日向:みんなイチコロですよ!

大倉:適当なこと言わないで(笑)。確かに少し仲良くなってしまえば、打ち解けるのは早いかもしれないけど……。とはいえ、さすがに最初は僕の中でもちょっと壁があることだってあります。でも好きになってしまったらその壁も越えて、ストレートに「好き」って言っちゃう。そのまっすぐ伝える部分は、天に似ているのかな。今回の作品でも、特にそこは天に共感できたところです。撮影でも、すんなりと龍司くんに想いを伝えられました。

日向:僕も、どちらかといえば天。ただ、僕は気持ちに気づいてから、本当に我慢できなくなるまでは(気持ちを)言わないです。だからそんなにスピーディーな感じではなくて、一度小さく受け止めているのかな。最終的には、しっかり直球で伝えるタイプだとは思うんですけど。

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