北川景子の再登場が『どうする家康』を動かす 市から茶々への“別人”ぶりの凄さ
そもそも茶々という女性は覇権争いの真っ只中、乱世に生まれ、父である浅井長政(大貫勇輔)も母の市も、義理の父、柴田勝家(吉原光夫)も秀吉によって死に追い込まれた。その茶々が親の敵である秀吉の側室となる道を選んだということは、彼女なりの「天下を取る」ことへの強い意志が働いていることなのだろう。
北川景子も「『どうする家康』のラスボスのようなキャラクターなので、遠慮せずに最後まで暴れ抜いてみようと思っています。ぜひ、楽しみにしていてください」と言うように、家康にとっては、思いもよらぬかたちで登場したラスボスであり、今後どう対峙していくのか予想を超える展開が待っていそうだ。
艶やかさに信長的な恐ろしさを兼ね備えた茶々を演じる北川景子。物語の最後まで家康とどう戦っていくのか、ラストまで期待しかない。
参照
※ https://realsound.jp/movie/2023/09/post-1441407.html
■放送情報
『どうする家康』
NHK総合にて、毎週日曜20:00~放送
BSプレミアム、BS4Kにて、毎週日曜18:00~放送
主演:松本潤
脚本:古沢良太
制作統括:磯智明
演出統括:加藤拓
音楽:稲本響
写真提供=NHK