『何曜日に生まれたの』雨宮純平役で存在感を発揮 YUが語る、“縁”で繋がった自身の旅路

YUが語る、“縁”で繋がった自身の旅路

 野島伸司が脚本を手がける飯豊まりえ主演ドラマ『何曜日に生まれたの』(ABCテレビ・テレビ朝日系)が現在放送中だ。本作は主人公の心情変化、恋愛要素がありながらもミステリーのような雰囲気が印象的で、ジャンルレスなドラマ作品としても注目されている。その中で力強い存在感を発揮しているのが、雨宮純平役のYUだ。台湾と日本のルーツを持ち、ミュージシャンとしても活躍する彼が本作を通して感じた自身の成長、ファンへの想い、今後の挑戦を語ってもらった。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】

「日本では、海外で仕事するって感覚なんです」

――まず、本作への出演のご感想からお聞かせください。

YU:日本での初オーディションでこの役を獲得できたので、いろんな嬉しさがありました。自信にも繋がりましたね。

――台湾でずっと活動をされてきましたが、日本でのお仕事で挑戦的に感じた部分はありますか?

YU:やっと日本でお仕事ができるという気持ちがありました。僕はハーフで、日本人でありながら台湾でデビューをさせていただいて、それが今、日本でも活動させていただいているわけですが、やはり感慨深いものがありますね。もちろん台湾でも活動はしていますが、演技の面でも歌の部分でもちょっと台湾の感覚になっていたから、日本では、海外で仕事するって感覚なんですよ。だから最初に日本で仕事をした時も、すごく日本語に違和感がありました。今回の作品を通して「やっと馴染んでこれたな」という変な感覚があって、そういう面で挑戦でしたね。また一から始めるような感覚でした。

――今回、雨宮純平役を演じるにあたって、どのような役作りをされましたか?

YU:撮影に入る前に、監督から台本にも書かれていない、すごく細かい雨宮純平の設定を教えていただいたので、それを参考に役作りしました。純平は僕と正反対のキャラクターですが、どこか通じるものがあるのか、演じる上でのやりにくさはなかったんですよね。

――性格が正反対なんですか?

YU:正反対ですね、自信もないですし(笑)。

――台湾に住んでいた時にバイトをたくさんされていて、“バイトの達人”と呼ばれていたそうですが、純平のような“何をしても完璧”な部分は似ているのかなと感じました。

YU:あったな~、そんなの(笑)。器用貧乏なのかな。でも自分が興味を持ったものは極めちゃうし、逆に自分が興味を全くないものは一切やらないって感じですね。純平はできちゃうんですけど、僕は突き詰めないとできないから。彼のような友達がいたら絶対好きになりますよね、男は。敵も多いんだろうけど、敵を作る隙もないくらい完璧なんですよ。本当にいたら会ってみたいな(笑)。でもいないですよね、純平みたいな人って。ちょっと二次元、三次元の間で生きている感じがする。

――正反対な役を演じるからこそのやりやすさは、具体的にどんな部分にありましたか?

YU:振り切れるからですね。それこそセリフもそうですが、言葉の言い回しが独特じゃないですか。そこも振り切れちゃうんですよね。

――逆に自分に近い役柄を演じる方が難しさを感じますか?

YU:そうですね。でも僕、自分と近い役ってまだ演じていないんじゃないかなって思います。やってみたい気持ちはありますね。

ーー本作は登場人物それぞれのセリフの独特さが魅力的ですが、脚本を渡された時、読んでみてどうでした?

YU:まず、この世界観はおもしろいなって思いました。そして、言葉ひとつひとつに意味 があるってことを最初から意識しながら台本を読んでいたので、そこの回収もめちゃくちゃ凄いし、大人チームの掛け合いも面白くて、一人でくすくす笑っていました。

ーー撮影の雰囲気はどうでしたか?

YU:同級生役の俳優陣は本当に同級生みたいな感じでずっと話していますね。皆で和気あいあいと撮影しています。特にサッカー部メンバーの井上祐貴さん、濱正悟さんとは撮影に入る前にサッカー練習があったので、そこですごく仲良くなって。今はプライベートでも仲がいいです。

ーー撮影前にサッカーの練習から始めていたんですね。

YU:はい、大事なシーンなので。元々サッカーはしていなかったけど、やはり良いものを撮りたいじゃないですか。だからフォームだけでも綺麗にできるようにしたくて。スポーツに関しては、僕は中高で野球をやっていたので不得意だったわけではないのですが、サッカーは実は苦手意識があったんです。けど、本当に今回練習と撮影を通してサッカーが好きになりました。撮影時も本当に試合形式でフットサルをやっていましたが、本当に楽しかったです。

ーー改めて本作は『何曜日に生まれたの』というタイトルの作品ですが、ズバリYUさんは何曜日に生まれましたか?

YU:僕は火曜日ですね。

ーーこういった「何曜日と何曜日生まれの相性がいい」という迷信的な話って信じるタイプですか?

YU:あー、でも僕、信じちゃう。台湾って割と星座で人を見るんですよ。たとえば獅子座の人って“ザ・獅子座”じゃないですか。あと僕の星座、山羊座も会ったらわかるんですよね、山羊座の人って。ちょっと会話すれば「あれ、この人もしかしたら……」って(笑)。実は飯豊さん、山羊座なんですよ。たまたま星座の話になって、「ああ、だからか」って思ったんです。磁石のN極とN極みたいに、話しているとちょっと「ん?」ってなる。

ーーあ、逆に同じ極だから?

YU:そうそう。以前台湾で、山羊座と山羊座の人は会話がちょっと反発し合うって言われて、「確かに」って思いました。台湾で会った監督がいて、その人も山羊座だったから「話が合わないと思う」って最初に言われましたが、でもそれは「山羊座だから大丈夫なことなんだよ」って言われました。

ーー山羊座同士はそれで良いってことなんですね。面白い! 私も血液型は信じませんが、星座はめちゃくちゃ信じます(笑)。

YU:星座めちゃくちゃ当たりますよね(笑)。相性とか。

ーーそんな飯豊さんとの共演シーンや、俳優としての彼女の印象はどうでしたか?

YU:表情にすごく惹き込まれましたね。特に第2話で再会して抱き締めるシーンと、第4話の海辺でのシーン。その世界に入っていけるような表情を毎回されていて。彼女に引き込まれる感覚があったし、僕も素直に入り込めました。

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