こんなロウン見たことない! 『この恋は不可抗力』チョ・ボアとの関係性の変化に期待
さらに本作では、8キロ減量してシンユ役に挑んだという、ロウンのイケメンぶりに磨きがかかっている。これまでロウンが演じたキャラクターは、乙女チックだったり、儚げだったり、甘える大型犬のような役柄が多かった。しかし今回のシンユ役は、第1話と第2話ではツンデレのツンだけが盛り沢山で、今後デレはないのではないかと思われるぐらいのクールなキャラクターだ。ロウンがこれまでとは違う、クールな顔を見せている。189センチの長身のスーツ姿にクールな表情と、ロウンの顔が映るたびにカッコよさに気が取られて中身が入ってこない、“韓ドラ視聴者あるある”にかかってしまう人も多いのではないだろうか。
序盤では、ヒロインのホンジョとシンユは互いに悪印象だが、今後お互いの印象が変わっていく流れになるのだろう。シンユには、現在付き合っている彼女のユン・ナヨン(ユラ)がおり、今後ナヨンとシンユ&ホンジョとジェギョンが四角関係へと発展するなかで、過去の恋も明かされていきそうだ。
ヒロインを演じるチョ・ボアは、『九尾狐<クミホ>伝~不滅の愛~』でイ・ドンウクとのファンタジーロマンスを見せ、人気の作品となったが、本作でのロウンとのケミストリーも楽しみなところ。さらに、前世でのロウンの時代劇姿も待ち遠しい。『恋慕』で魅せたロウンの麗しい韓服姿が、また拝めるのが楽しみだ。シンユの同僚弁護士キム・ウクをイ・テリが演じており、『偶然見つけたハル』で共演した2人を見ることができるのもファンには嬉しいところ。
本作の演出を務めるのは、『ボイス』『キス・シックス・センス』のナム・ギフン監督。脚本は、胸キュンツンデレ時代劇として人気の『100日の郎君様』のノ・ジソルによるもの。シンユとホンジョの前世に絡む物語が現代とどう融合していくのか、赤い手の持ち主とともに呪いが解放された先に何があるのか、ホンジョとシンユの関係性の変化とともに、2人の成長にも注目したい。
■配信情報
『この恋は不可抗力』
Netflixにて配信中
出演:チョ・ボア、ロウン、ハ・ジュン、ユラ
(写真はJTBC公式サイトより)