『CODE』の仕掛けはすべてを疑う必要がある 追い詰められ続ける坂口健太郎
久々の登場となった甲斐(青柳翔)の元に届いた任務は田波を殺すことだったようだ。誰が願った望みかわからないが、やはり田波も何かしらこのCODEの一連の事件について知っていることがあるのだろうか。悠香のエレベーター落下事件があった当日、署内のセキュリティを田波が解除する様子が映っていた動画だが、あれはそもそも加工されたデータでそこには誰もいなかった。ということは二宮がCODEを使い始めた当初から、何者かによって田波に濡れ衣を着せ、さらに抹消しようとする力が働いていたということなのだろうか。 そしてここでわかったのは、なんとCODEが教えてくれる内容には虚偽も含まれているということだ。となると、警察内でCODEユーザーが百田と二宮の2人ということももはや疑うべきなのだろう。
また疑問が残るのは、なぜ甲斐は事前に二宮に電話までして病院まで彼を駆けつけさせたのだろうか。自身の任務遂行を邪魔されてしまう可能性が高くなる中、なぜわざわざそんな危険な賭けに出たのだろうか。婚約者の悠香、親友の百田に続き、次は上司の田波が亡くなるのを彼に見せつけダメージを与えたかったのだろうか。またタイミングよくその場に居合わせるケアリングクラウン・市川省吾(玉山鉄二)のCODEへの関与がいよいよ濃厚になる。
■放送情報
『CODE-願いの代償-』
読売テレビ・日本テレビ系にて、毎週日曜22:30〜放送
出演:坂口健太郎、染谷将太、松下奈緒、堀田真由、玉山鉄二、三浦貴大、鈴木浩介、臼田あさ美、青柳翔、黒羽麻璃央、兵頭功海、竹財輝之助
脚本:酒井雅秋、 山田能龍
演出:森淳一、木村ひさし
音楽:菅野祐悟
原作:台湾ドラマ『浮士德遊戲(英題:CODE)』(2016年)、『浮士德遊戲2(英題:CODE2)』(2019年)
チーフプロデューサー:岡本浩一(ytv)
プロデューサー:中間利彦(ytv)、阿部豪(ロボット)、真壁幸紀(ロボット)
制作協力:ロボット
制作著作:読売テレビ
©︎読売テレビ
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