オク・テギョンが現代を生きるヴァンパイアに 『ハートビート』は『unknown』ともリンク?

クスッと笑えるラブコメ『ハートビート』

 Prime Videoで配信中の韓国ドラマ『ハートビート』。人間になりたいヴァンパイアと冷血な人間のラブストーリーが始まった。

 主人公は、2PMのオク・テギョン演じるヴァンパイアのソン・ウヒョル。彼は人間になろうとしている。ヴァンパイアは心臓の鼓動もなく、死にもしないので、自分の人生を生きたこともない。そんな彼は、最愛の人を亡くしたことをきっかけに、ドキドキする愛を知りたいと考え始める。

 いわゆるヴァンパイアが不得意とする日光を浴びることやにんにくを食べることを無理矢理やってみたり、最終的には「人間になれますように」と祈りを捧げたり。そんな時、ヴァンパイアが苦手なサンザシの棺で100年眠れば人間になれると聞き、友人たちに後のことを任せ、自分は100年後まで眠ることを決意する。そう、100年後とは2022年の現代だ。

 その現代を生きるチュ・イネ(ウォン・ジアン)は非常勤の養護教諭を職として生活している。大家が逃げ、突然帰る家がなくなってしまい途方に暮れているところ、行方不明なっていた父親の遺産を譲り受けることに。その中には古い屋敷があり、そこはウヒョルが100年前に住んでいた家だった。そしてイネが、100年経つ1日前に棺桶を開けてしまったことで、ウヒョルは鏡にうっすら映る程度、中途半端な人間になってしまう。オカルトな雰囲気ではなく、どちらかというとラブコメディ。クスッと笑える要素も盛りだくさんだ。

 きらめく夜景、イヤフォンをする人々、あちこちを走る車。100年後の未来の変化に戸惑うウヒョル。半分人間になったせいで、ヴァンパイアという証拠も出せず、当然イネには信じてもらえない。

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