豊田裕大「“仕事だから”よりも“楽しいから”やりたい」 菅田将暉の言葉に受けた感銘

豊田裕大、菅田将暉の言葉に受けた感銘語る

学ぶことが多い『それパク』の撮影現場

ーー現在放送中のドラマ『それパク』にも出演されていますが、豊田さんが演じている窪地育哉を一言で表すとどんなキャラクターですか?

豊田:窪地は、芳根京子さん演じる主人公・藤崎の同期で、藤崎をライバル視しているキャラクターです。会社や学校でも、自分なりに一生懸命頑張って努力をしているからこそ、ちょっと上から目線になり、「なんでそういう言葉を使っちゃうんだろう?」という発言をしてしまう人っているじゃないですか。窪地はまさにそういう人です。

ーー撮影現場での芳根さんはどんな方ですか?

豊田:知的財産や特許がテーマになっている作品なので、特許など説明することが多い分、セリフ量が多くて大変そうだなと思いながら見ています。だけど、周りには気を遣って、常に明るく振る舞ってくださる方ですね。そういう芳根さんの主演然たる振る舞いは、近くにいて勉強になりますし、『それパク』の現場にはお芝居を長年やってきている方が揃っているので、いろいろと学ばせていただくことが多いです。

ーー現場の雰囲気はどうですか?

豊田:重岡(大毅)さんが明るくて、常に周りを盛り上げてくださる方なので、雰囲気はとてもいいです。

ーー『推し武道』『それパク』と様々な現場を経験する中で、大切にしていることはありますか?

豊田:作品によって違いはありますが、役に入ったときに違和感がないように、できるだけ周囲の方とコミュニケーションを取るようにしています。例えば『推し武道』だったら、僕の演じる基は、えりぴよ、くまさに比べてオタクとして新人で、常にわからない言葉や知らないものに対して素直に反応する役なので、周りの方が喋っていることに耳を傾けたり、積極的に話しかけるようにしていました。あとは、現場にいる方々の年齢の幅がすごく大きかったので、みんなと分け隔てなく喋るように気遣っていました。『推し武道』は、ドラマの撮影がコロナの影響で長引いた分、長く一緒にいたので、そこで打ち解けられたのも大きかったと思います。

■公開情報
『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』
公開中
出演:松村沙友理、中村里帆、MOMO(@onefive)、KANO(@onefive)、SOYO(@onefive)、GUMI(@onefive)、和田美羽、伊礼姫奈、豊田裕大、ジャンボたかお(レインボー)
監督:大谷健太郎
脚本:本山久美子
原作:平尾アウリ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』(COMICリュウWEB/徳間書店)
音楽:日向萌
製作:「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会
配給:ポニーキャニオン
©平尾アウリ・徳間書店/「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会
公式サイト:oshibudo-movie.com
公式Instagram:@oshibudo_abc
公式Twitter:@oshibudo_abc

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