萩原利久×豊田裕大“トップコート”対談 後輩から見た中村倫也×松坂桃李×菅田将暉の姿とは
木村佳乃、中村倫也、佐々木希、杏、松坂桃李、菅田将暉ーー。人気俳優が多数所属する芸能事務所トップコート。会員制サイト「トップコートランド」では様々なオリジナル企画を運営し、日夜ファンを楽しませている。
その一大イベントが、2021年から始まった「トップコート夏祭り」だ。所属アーティストが参加する配信イベントとなり、第1回「トップコート夏祭り2021」は総勢29名が登場。約3時間にわたって番組を盛り上げた。
今年は8月20日に行われる「トップコート夏祭り2022」。MCを任されたのは、萩原利久と豊田裕大。ふたりは4月に始まったトップコート企画ラジオ番組『Hello！これがトップコートランドですラジオ』でもコンビを組んでいる。
リアルサウンド映画部では、萩原と豊田に特別インタビューを実施。ラジオ、イベントなどトップコートの独自性についてや、中村倫也・松坂桃李・菅田将暉の「トップコート3兄弟」とのエピソードなど、トップコート三昧のトークをお届けする。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】
失敗できるトップコートの安心感
――おふたりがパーソナリティを務めるトップコートのオリジナル番組『Hello！これがトップコートランドですラジオ』も3回目を迎えます。手ごたえのほどはいかがですか？
萩原利久（以下、萩原）：（豊田に）いかがですか？
豊田裕大（以下、豊田）：そうですね、僕はラジオをやったことがなかったので「ちゃんと届いているんだろうか」と不安ではありますが、（萩原）利久さんが単純にいい人なのでやっていて楽しいです。利久さんともこのラジオでほぼ初めてお会いする形だったので、ダブル初めてでした。
萩原：ラジオと僕らの人間関係が同列で進んでいく感じがありますね。ほぼぶっつけ本番というか。ちゃんと話したのは1回目の放送のときでした。共にクオリティが上がっていけばいいなと思います（笑）。
――1回目のリスナーからの感想で「距離感」というワードが多かった、とおっしゃっていましたね。
豊田：実際ありましたしね（笑）。
萩原：お互いハマりきっていない感じがありつつ……。初回の打ち合わせの際にも話していたのですが、そういった「ラジオ番組になっていく」過程を含めて楽しんでいただけたらなと思います。
――1回目を終えたのち、おふたりでご飯を食べに行ったと伺いました。
萩原：はい。あまりにも距離感があったもので（笑）。
豊田：ラジオより話しましたね（笑）。
萩原：学校の友達じゃないですが、「打ち解けたな」と感じる瞬間って、本当にしょうもないことを共有できたり、全然かしこまらない感じになったときなんですよね。ご飯のときも全体の20％くらいは仕事の話をしたけど、残り80％は次の日には忘れてるような内容でした（笑）。
豊田：僕もバスケをやっていたので、利久さんの好きなNBAの話だったり、単純に食べているものの話だったり、そういったくだらないものばっかりでした（笑）。
萩原：それがベースにあると、ラジオのように改まった場でも話しやすくなる気がします。こうやってどんどん親密になっていって、しまいにはラジオの本番中にケンカしだすかもしれない（笑）。
――そういった試みを事務所主体で行うところがトップコートの面白さだと感じますが、おふたりが思うトップコートの魅力とは？
豊田：利久さんにほぼ言われちゃったような気がしますが、トップコートはやっぱり安心感があります。ラジオをやったことがない人間に「やってみなよ」と提示できるのは、言う側の支えがあってこそ。そこがしっかりしているからこそ僕らも安心して飛び込めますし、挑戦させてくれるから刺激が多い場所でもあるなと思います。あと、例えば利久さんのファンの方々であったり、色々な意見をラジオを通して聴けるのは面白いです。役者をやるうえで日常生活に対する意識も変わってきたのですが、他の方はどう生きてきたのかを聴けると自分の成長にもなりますし。
