小日向文世が生見愛瑠に伝授する“役者道” 「とにかくいろんなことにチャレンジを」

小日向文世×生見愛瑠の“親子”対談

小日向文世から生見愛瑠へ“役者”としてのアドバイス

ーーお二人は、何かお風呂に入るときのこだわりはありますか?

小日向:えー、なんだろう……。あります?

生見:毎日ちゃんと湯船に浸かることは心がけています。

小日向:なるほどね。身体を芯から温めるには15分~20分入らないといけないらしいですよ。肩まで入るとのぼせちゃうから、お湯は腰ぐらいまで。

生見:そうなんですか!?

小日向:ただ、黙って浸かってるだけだと飽きちゃうので、僕は台本を持って入って、湯船の蓋の上に台本を乗せて読んでます。

生見:面白い! 台本がヨボヨボになりそうですけど(笑)。

小日向:まあ実際ヨボヨボになっちゃうんだけど(笑)。

小日向文世

生見:(笑)。私は携帯を持って入って、YouTubeとか見ちゃいます。

小日向:携帯持って入って平気なの?

生見:ジップロックとかに入れて(笑)。

小日向:なるほどね! 今度やってみよう。

生見:ぜひやってみてください!

ーーちなみに、お二人にとって忘れられない“湯”はありますか?

生見:昔、熱海で行った温泉はすごくよかったです。

小日向:僕は2つありますね。1つは小学校のときに行った北海道の登別温泉。当時は混浴だったんですよ。あと、屋久島の露天風呂。海の波打ち際に湯船があって、波が入ってきてちょうどいい温度になるんですよね。

生見:うわー、めっちゃいいですね!

小日向:すごくいいんですよ。気持ちよかったですね。でも最近は仕事で地方に行っても、大きな湯船のあるところにはなかなか行けなくて。ちょっと恥ずかしいので……。

生見:わかります! 恥ずかしいですよね。

生見愛瑠

ーーたしかに、他の人にバレてしまいますもんね。

小日向:旅館の個室にある露天風呂とかはすごくいいんですけどね。大浴場はなかなか行けなくなっちゃった。「生見さーん!」なんて言われちゃいますもんね。

生見:それは恥ずかしい(笑)。気まずいですね。

ーー映画のタイトル“湯道”にちなんで、“役者道”についても聞かせてください。小日向さんから生見さんに何か“役者”としてのアドバイスはありますか?

小日向:とにかくいろんな役をやることに尽きるかなと。生見さんはお綺麗なので、素敵な役のお話もたくさん来ると思いますけど、そうではない汚れ役とかいろんなことをやってみて、経験を積み上げていくといいんじゃないかなと思います。父親から娘へのアドバイスとしては、とにかくいろんなことにたくさんチャレンジしてください、と。

生見:ありがとうございます。がんばります! ちなみに先ほどの話だと、セリフはお風呂で覚えていらっしゃるんですか?

小日向:お風呂でもやるけど、時間があれば基本的には四六時中暗唱してます。年を取ってきたので、簡単には入らないんですよ(笑)。とにかくセリフを入れるのが役者としてのスタートですからね。あとは自分が楽しいと思えることをやるのがいいですよ。今後は女優さんとしても活動していくんでしょ?

生見:お芝居のお仕事はすごく楽しいので、これからもやっていきたいなと思ってます。

(左から)生見愛瑠、小日向文世

小日向:僕は劇団に入ったのが23歳のときだったから、まだまだこれからですよ。20歳だったら全然焦ることはない。

生見:ありがとうございます! お芝居のお仕事を含めて、去年は自分的に結構あせあせしていた年だったので、今年はゆっくり、マイペースに頑張っていきたいと思います。

■公開情報
『湯道』
全国公開中
出演:生田斗真、濱田岳、橋本環奈、小日向文世、天童よしみ、クリス・ハート、戸田恵子、寺島進、厚切りジェイソン、浅野和之、笹野高史、吉行和子、ウエンツ瑛士、朝日奈央、梶原善、大水洋介、堀内敬子、森カンナ、藤田朋子、生見愛瑠、吉田鋼太郎(特別出演)、窪田正孝(特別出演)、夏木マリ、角野卓造、柄本明
企画・脚本:小山薫堂
監督:鈴木雅之
音楽:佐藤直紀
配給:東宝
©︎2023映画「湯道」製作委員会
公式サイト:https://yudo-movie.jp/

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<応募締切>
3月23日(木)

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