ヴェネチア映画祭2冠の法廷劇 フランス映画『サントメール ある被告』7月14日公開決定

『サントメール ある被告』7月14日公開

 フランス映画『Saint Omer(原題)』が、『サントメール ある被告』の邦題で7月14日に公開されることが決定した。

 本作は、第79回ヴェネチア国際映画祭で2冠に輝き、第95回アカデミー賞のフランス代表に選出された法廷ドラマ。フランス北部の町、サントメールで実際にあった裁判をベースに、若き女性作家ラマが傍聴したある裁判をドキュメンタリー的視点を交えながら描いていく。

 監督を務めたのは、『私たち』で第71回ベルリン国際映画祭エンカウンターズ部門最優秀作品賞を受賞するなど、ドキュメンタリー作家として国際的に高い評価を受けてきたセネガル系フランス人女性監督アリス・ディオップ。本作が初めての長編劇映画となる。撮影監督は、『燃ゆる女の肖像』でセザール賞をはじめ数々の撮影賞に輝いたクレア・マトン。脚本に、フェミナ賞とゴンクール賞を受賞している作家、マリー・ンディアイが参加している。

■公開情報
『サントメール ある被告』
7月14日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国順次公開予定
出演:カイジ・カガメ、ガスラジー・マランダ、ロバート・カンタレラ
監督:アリス・ディオップ
脚本:マリー・ンディアイ
撮影監督:クレア・マトン
配給:トランスフォーマー
2022/フランス/フランス語/123分/カラー/G/字幕:岩辺いずみ/原題:Saint Omer
©SRAB FILMS – ARTE FRANCE CINÉMA – 2022  
公式サイト:https://www.transformer.co.jp/m/saintomer/
公式Twitter:https://twitter.com/saintomer_jp

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