『ザ・フラッシュ』6月16日日米同時公開へ マイケル・キートン版バットマン登場の予告編も

『ザ・フラッシュ』予告編&ポスター公開

 エズラ・ミラーが主演を務めるDC映画『The Flash(原題)』が、『ザ・フラッシュ』の邦題で6月16日に日米同時公開されることが決定し、あわせてポスタービジュアルと予告編が公開された。

 本作は、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』や『ジョーカー』など数々のヒット作を生み出してきたDCによるタイムループアドベンチャー。主人公は『ジャスティス・リーグ』で正式に初登場したミラー演じる、地上最速のヒーローのフラッシュ/バリー・アレン。母親を殺害した容疑を掛けられ服役中の父親の冤罪を証明したいというダークなバックボーンを抱えながらも、お茶目で少し天然な一面も併せ持っている。“ジャスティス・リーグ”の一員として壮絶な戦いを繰り広げる一方で、ベン・アフレック演じるバットマンやヘンリー・カヴィル演じるスーパーマン、ガル・ガドット演じるワンダーウーマン、ジェイソン・モモアが演じるアクアマンら大人たちを少しイラっとさせながらも愛される好青年だ。

映画『ザ・フラッシュ』予告編

 公開された予告編では、主人公フラッシュ(エズラ・ミラー)だけでなく、家族3人が幸せに暮らす“世界”のただただ明るいもう一人のフラッシュや、「スーパーマンじゃない。私はカーラよ」と名乗る黒髪ショートのスーパーガール(サッシャ・カジェ)、さらにバットマン(ベン・アフレック)、マイケル・キートン演じる伝説のヒーロー“バットマン”と、豪華ヒーロー陣が“時間”も“世界”も超えて登場することがわかる。未だ物語の詳細は語られてはいないが、亡くなった母親を救うため“過去”を変えてしまったフラッシュの行動が“現在”に歪みをもたらしてしまうという本作。予告編でも“歪み”の結果か、かつてスーパーマンが倒したはずの敵・ゾッド将軍(マイケル・シャノン)が大軍勢を率いて襲来し、“現在”が滅亡の危機に。フラッシュはもう一人の陽キャのフラッシュと共に、別人のバットマン、黒髪のスーパーガールらと世界を元に戻し人々を救おうとする。

 監督を務めたのは、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のアンディ・ムスキエティ。2022年にDCスタジオの共同会長兼CEOとしてクリエイティブのトップに就任したジェームズ・ガンは「この作品は物凄い!! 今までの中で最高傑作のヒーロー映画だ!」と大絶賛。ガンは本作を「DCユニバース(DCU)の起点となる作品」と位置付けている。

■公開情報
『ザ・フラッシュ』
6月16日(金)日米同時公開
監督:アンディ・ムスキエティ
出演:エズラ・ミラー、ベン・アフレック、マイケル・キートン、サッシャ・カジェ、マイケル・シャノン
配給:ワーナー・ブラザース映画
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