イ・ミンホ、パク・ソジュン、キム・スヒョンらカムバック! 2023年期待の韓国ドラマ
まだまだ勢いが止まらない韓国ドラマ。OTTの拡大もあり作品数が一気に増えて話題になる作品もさまざまだった2022年。リアルサウンド映画部では、ライターのNana氏、にこ氏、ヨシン氏を迎え、2022年に放送・配信された韓国ドラマを振り返る座談会を開催。第1部では今年のベストドラマ、第2部では今年のベスト俳優を語り合ってもらった。そしてラストとなる第3部では、2023年期待のドラマや俳優、韓国ドラマシーンの傾向について語ってもらった。
2023年は凄腕作家たちの新作が勢揃い!
ーー2023年はどんなドラマに注目していますか?
Nana:来年はヤバいです! 『シスターズ』のオム・ギジュンをはじめとする『ペントハウス』シリーズの出演者が揃ったキム・スノク作家の新作『7人の脱出(原題)』。そして、キム・テリが主演を務める『悪鬼(原題)』は、Netflixオリジナルの『キングダム』や日本でも坂口健太郎さん主演でリメイクされた『シグナル』のキム・ウニ作家の新作ですね。ロウン(SF9)の新ドラマ『この恋愛は不可抗力(原題)』の作家は『100日の郎君様』のノ・ジソル。なかでも韓国での2023年の期待作は『7人の脱出』ですね。あとは『浪漫ドクターキム・サブ』の続編と、2022年に撮影している『D.Pー脱走兵追跡官ー』の続編もありそうですよね。
にこ:パク・ソジュンとハン・ソヒが出演する『京城クリーチャー』もありますね。
ヨシン:キム・スヒョンとキム・ジウォン主演の『涙の女王(原題)』も。二人は夫婦役みたいなので、どのような関係性が描かれるのか気になります。大きな笑いと切ないロマンスドラマと紹介されていました。
にこ:脚本が『愛の不時着』のパク・ジウン作家で、『ヴィンチェンツォ』のキム・ヒウォン監督と『愛の不時着』のチャン・ヨンウ監督が共同でメガホンを取るので、めちゃくちゃ楽しみです。
Nana:パク・ジウン作家は人気があるので、日本でもヒットしそうですよね。
ヨシン:『星から来たあなた』『愛の不時着』もそうですけど、パク・ジウン作家の脚本は国境など関係なく受け入れられやすいストーリーですよね。この2作も日本に限らずアジアでもヒットしているし。
にこ:そもそも脚本があまり暗くない。Netflixは暗くて重めな作品が多い中、『社内お見合い』のようなライトなラブコメドラマを観たくなるときもあるので、かなり期待しています。
2023年注目作
『7人の脱出(原題)』(キム・スノク作家)(2023年韓国SBS放送予定)
『悪鬼(原題)』(キム・ウニ作家)(2023年韓国SBS放送予定)
『この恋愛は不可抗力(原題)』(ノ・ジソル作家)(2023年韓国JTBC放送予定)
『浪漫ドクターキム・サブ』シーズン3(2023年韓国SBS放送予定)
『京城クリーチャー』(2023年Netflix配信予定)
『涙の女王(原題)』(2023年tvN放送予定)
※放送・配信予定は変更になる場合あり。
ーーでは期待している俳優はいますか?
ヨシン:『シュルプ』に出演していた新人俳優のムン・サンミンはオーラがあるなと思いました。もちろん役の影響もありますが、新人のフレッシュさもあったし王子が何人もいる中で目立っていましたね。高身長で顔が小さくて、ソン・ガンを最初に見たときの印象に少し似ているなと。完成しているというよりはこれからを期待したいという点で推したいです。次は年下男性役の恋愛ものをやりたいそうで、あざといですよね(笑)。
にこ:この話の流れで、ソン・ガン主演の『Sweet Home ー俺と世界の絶望ー』の続編も2023年に配信される可能性が高そうですよね。他にもナム・ジュヒョクは『ビジランテ』、ジニョン(GOT7)は『魔女』への出演が決まっていて。みなさん兵役組なので、作品を終えて入隊するのではないでしょうか。
ヨシン:2023年はイ・ミンホが『星たちに聞いてみて』で、ほかにもパク・ソジュン、キム・スヒョンなどのスターたちがカムバックするので、今年とはまた違った盛り上がり方になりそう。アップデートされた姿を早く見たいです。
Nana:『秘密の森〜深い闇の向こうに〜』のチョ・スンウも『神聖なる離婚(原題)』で久しぶりに戻ってきますよ。