『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』第3作の予告編を解説 ロケットはなぜ生まれた?
こんにちは、杉山すぴ豊です。ここ最近のマーベル、DCのアメコミヒーロー映画まわりのニュースや気になった噂をセレクト、解説付きでお届けします!
“ブラジル・コミコン”ことCCXP22(コミコンエクスペリエンス2022)が開催され、ここにあわせて2023年公開の話題作の予告編が次々と解禁になっています。『トランスフォーマー/ビースト覚醒』や、『インディ・ジョーンズ』シリーズ最新作『インディアナ・ジョーンズ・アンド・ザ・ダイアル・オブ・デスティニー(原題) 』などワクワクさせてくれますが、アメコミヒーロー映画好きにとってはなんといっても『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(以下、『GotG3』)の予告がリリースされたことが大ニュースですね。
さっそくこの予告で気になるところをチェックしてみましょう。前提として『GotG3』は、①ジェームズ・ガン監督×現行キャストによる最後の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』になると言われている。
②ガン監督としてはロケットのオリジン(誕生秘話)にスポットをあてる作品にすると言っています。まず予告編の冒頭で「長い間姿を消していた」というのはピーターをはじめガーディアンズの主だったメンバーが、サノスの指パッチンで消えていたことを意味します。
そして、③「銀河にはガーディアンズが必要だ」のセリフ。この時メンバーが統一ユニフォームを着ていることに注目してください。これはコミックでのガーディアンズたちのユニフォームを意識したものです。
そして、不思議な惑星に到着。この星の住人はみな獣人ですよね。実は本作のヴィランは予告の1分20秒目ぐらいに出てくる怪しい人物、ハイエボリューショナリーなのです。コミックの設定で彼は本名をハーバード・エドガー・ウィンダム博士といって動物と人間のハイブリッド“ニューメン”を創っているといわれる人物です。そして“カウンターアース”と呼ばれる星を拠点にしています。
そう、この獣人たちは彼が創り出した“ニューメン”であり、ガーディアンズの面々が到着したのはこのカウンターアースでしょう。そして、ロケットは彼があらいぐまから生み出したと推測されるわけです。52秒目あたり。ここはちょっと衝撃ですが中央にいるネビュラが抱きかかえているのはピ―ター!? 彼の身になにがあったのでしょうか。