柄本佑、吉高由里子の意外な魅力は“クール”なところ 『光る君へ』会見で見えた信頼関係

吉高由里子×柄本佑、会見で見せた信頼関係

 2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』の記者会見が11月8日にNHKで行われ、柄本佑が藤原道長役を演じることが発表された。

 本作は、『源氏物語』の作者・紫式部の半生を描く物語。主人公・紫式部を連続テレビ小説『花子とアン』(NHK総合)でヒロインを務め、大河ドラマ『篤姫』(NHK総合)にも出演していた吉高由里子が演じ、連続テレビ小説『オードリー』(NHK総合)や大河ドラマ『功名が辻』(NHK総合)、さらに『知らなくていいコト』(日本テレビ系)にて吉高とタッグを務めていた大石静が脚本を担当。連続テレビ小説『スカーレット』などを手がけた内田ゆきが制作統括を務める。

柄本佑

 会見には、柄本、吉高、制作統括の内田が出席。内田は柄本に道長役をオファーした理由について、「藤原道長は辣腕の政治家として知られていますが、藤原家の末っ子で“ダークホース”な存在でした。そんな青年が実力を発揮して政治の社会でのし上がっていく。男性の人生のさまざまな表情を見せることができること、主人公・まひろ/紫式部の心が離れることがない男性であること、そして高度な芝居の要望を満たしてくれるのは誰だろうと考えたとき、脚本の大石さんとも相談して、『柄本さんしかいない!』という結論になりました」とその経緯を明かした。

 道長役に決まった柄本は「道長さんについて鋭意調査中です!」と切り出して場内を笑わすと、「皆様がイメージされている“時の権力者”藤原道長ではなく、奥行きのある人間性、年齢によって変化していく姿を見せることができればと思います」と挨拶。

 吉高は、2020年1月期に放送された『知らなくていいコト』で柄本と共演。「台本を読んだときには想像もしないような芝居をされる方」とその魅力を語り、「1年間通して(柄本の)演技を見られることは本当に楽しみです。まひろの最愛の人になってくれること、本当にありがたいです」とコメントした。

吉高由里子、柄本佑

 柄本も『知らなくていいコト』は「非常に楽しくて刺激的な現場だった」と振り返る。吉高と大石がタッグを組むという本作の第1報を聞いたとき、「なんで俺はなかなか呼ばれないのかな……」と心の中で思っていたそうで、「もう一度、吉高さんと大石さんがいる座組に仲間入りできることが本当にうれしくて、オファーをいただいて『ぜひやらせてください』とご返事しました」と待望の出演になったことを述べた。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「ニュース」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる