『水星の魔女』に込められた『ガンダム』の“自由”さ 岡本拓也プロデューサーに狙いを聞く

『水星の魔女』岡本拓也Pインタビュー

――大変シンプルな質問で恐縮なのですが、タイトルが示す“魔女”って、何なのでしょうか? 「PROLOGUE」の中で幾度となく魔女という言葉が出てきますし、TVシリーズのキャッチも「その魔女は、ガンダムを駆る」ですよね。

岡本:なかなかそれはお話しづらいのですが……それは是非本編をご覧になってください(笑)。

――お話を伺っていると、『ガンダム』って自由な発想で作品作りができる環境にあるんだなと感じました。

岡本:宇宙世紀以外を舞台にした作品は、それこそ一から世界観を構築していきますので、自由度が高いかな、という認識はあります。ただ、宇宙世紀以外を舞台にした作品群も既に20年以上の歴史があって、それぞれの人にとってのガンダム像があります。『SEED』を中学生の頃に観ていた人が、いま30代半ばぐらいになっているわけですから、そういう世代の人たちが観ても楽しめるドラマが、今回の作品の中にもしっかり入っているので、幅広い世代の皆さんに喜んでいただけるものになっているかなと思います。

■放送情報
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』
MBS/TBS系全国28局ネットにて、毎週日曜17:00〜放送中
企画・制作:サンライズ
原作:矢立肇、富野由悠季
監督:小林寛
シリーズ構成・脚本:大河内一楼
キャラクターデザイン原案:モグモ
キャラクターデザイン:田頭真理恵、戸井田珠里、高谷浩利
メカニカルデザイン:JNTHED、海老川兼武、稲田航、形部一平、寺岡賢司、柳瀬敬之
音楽:大間々昂ほか
声の出演:市ノ瀬加那、Lynn、阿座上洋平、花江夏樹、古川 慎、宮本侑芽、富田美憂ほか
©創通・サンライズ・MBS
公式サイト:https://g-witch.net/
公式Twitter:@G_Witch_M

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