ジョーダン・ピール新作『NOPE/ノープ』北米No.1 オリジナル脚本作で3年ぶりの快挙に
『NOPE/ノープ』以外に注目の新作が公開されなかったため、週末興収ランキングの2位から10位は先週からひとつずつ繰り下がるのみとなった。特別に言及しておくべき状況は起きていないように思われるが、2位の『ソー:ラブ&サンダー』は世界興収がまもなく6億ドルの大台を突破し、シリーズ第2作『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013年)の成績を上回る見込み。前作『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年)の8.5億ドルは遠いが、どこまで肉薄することができるか。
第5位の『トップガン マーヴェリック』は米国興収6億3556万を記録し、国内歴代ランキングでは『アベンジャーズ』(2012年)を抜いて第9位となった。公開から9回目の週末を迎えるが、3日間の成績はいまだ1000万ドルをキープしているため、第8位『ジュラシック・ワールド』(2015年)の6億5340万ドル、第7位『タイタニック』(1997年)の6億5936万ドルを超える可能性は高い。
北米映画興行ランキング(7月22日〜7月24日)
1.『NOPE/ノープ』
4400万ドル/3785館/累計4400万ドル/1週/ユニバーサル
2.『ソー:ラブ&サンダー』
2210万ドル/4370館/累計2億7622万ドル/3週/ディズニー
3.『ミニオンズ フィーバー』
1771万ドル/3816館/累計2億9785万ドル/4週/ユニバーサル
4.『Where the Crawdads Sing(原題)』
1033万ドル/3650館/累計3833万ドル/2週/ソニー
5.『トップガン マーヴェリック』
1000万ドル/3160館/累計6億3556万ドル/9週/パラマウント
6.『エルヴィス』
629万ドル/3105館/累計1億1837万ドル/5週/ワーナー
7.『Paws of Fury: The Legend of Hank(原題)』
387万ドル/3481館/累計1375万ドル/2週/パラマウント
8.『ブラック・フォン』
345万ドル/2055館/累計7855万ドル/5週/ユニバーサル
9.『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』
296万ドル/2167館/累計3億6551万ドル/6週/ユニバーサル
10.『Mrs. Harris Goes to Paris(原題)』
135万ドル/1001館/累計465万ドル/2週/Focus Features
(※Box Office Mojo調べ。データは7月25日未明時点の速報値であり、最終確定の数値とはやや誤差が生じる可能性があります)
参照
https://www.boxofficemojo.com/weekend/2022W29/
https://www.hollywoodreporter.com/movies/movie-news/jordan-peele-nope-box-office-opening-1235184673/
https://variety.com/2022/film/box-office/nope-box-office-opening-weekend-jordan-peele-1235324105/
https://deadline.com/2022/07/box-office-nope-1235074926/
■公開情報
『NOPE/ノープ』
8月26日(金)より、全国ロードショー
監督・脚本:ジョーダン・ピール
出演:ダニエル・カルーヤ、キキ・パーマー、スティーヴン・ユァン、マイケル・ウィンコット、ブランドン・ペレアほか
製作:イアン・クーパー、ジョーダン・ピール
配給:東宝東和
(c)2021 UNIVERSAL STUDIOS