増田貴久が絶妙に振り回されまくる 『吉祥寺ルーザーズ』のドタバタコメディ劇
秋元康が企画・原作、増田貴久(NEWS)が主演を務めるドラマプレミア23『吉祥寺ルーザーズ』(テレビ東京系)は、東京・吉祥寺の謎めいたシェアハウスに“ルーザー”として認められ、入居することになった6人の日々を描いたちょっと騒がしいシチュエーションコメディ。しかし、4月25日放送の第3話に登場するのはずっと5人。住人の最年少である舞(田島芽瑠)が帰ってこないのだ。
シェアハウスの家事は当番制。聡(増田貴久)と桜(田中みな実)は舞が担当だったゴミ捨てをしていないことから、舞の姿を3日ほど見ていないことに気がつく。舞はキャバ嬢という仕事柄、他の住人とは活動時間帯が違っていたが、桜によると、夕方には顔を合わせていて、これまで全く姿を見せないということはなかったという。業者(宮崎吐夢)を呼び、無理矢理、鍵を開けて部屋へ入るが舞の姿はない(勝手に入ると怒られるので、鍵はまた閉められた)。
桜はシェアハウスの近所で起きている若い女性ばかりを狙う連続誘拐殺人事件に舞が巻き込まれているのではないかと推理する。しかもその犯人と思われる男の出立ちが同じ住人の池上(國村隼)にそっくりなことから、桜は犯人を池上だと決めつけだし、他の住人も「“真犯人フラグ”が立った」と言い出して……?
このように、普段から暴走しがちな住人たちにとにかく巻き込まれているのが聡だ。聡は声も態度も他の住人と比べたら控えめで、常識人らしい振る舞いをしているのに、なぜかいつも周囲に主導権を握られる。池上が犯人として疑われた時も、聡は必死に「そんなことないですよ」と周囲をなだめていたのに結局、池上を疑った側に立たされてしまっていた。