アイナ・ジ・エンドの“ネクストステージ”は「病みに飽きること」 声優初挑戦の心境語る

アイナ・ジ・エンドのネクストステージとは

「自分にとって、もうここまできたら、悩まないという場所」

――『SING/シング:ネクストステージ』は周囲の人間に抑圧された各々のキャラが自分の力を信じてネクストステージに行く、というメッセージ性を感じる作品ですが、アイナ・ジ・エンドさんご自身が何か抑圧から自分を解放して向かう“ネクストステージ”とは?

アイナ・ジ・エンド:「病みに飽きること」。例えば、「アイナ、ガハハって笑うのやめなよ」って言われたりするじゃないですか。で、そのときは確かに「やめようかなあ」ってなるんですけど、一回“やめようかなモード”になると、パッと笑った途端に「今の笑い方、人を不快にさせたかな」とか、気にしだして生きづらさを感じだすんですよ。でも、笑いって突発的に起きるものじゃないですか。だから「無理やん」ってなって。そんな上品に笑って上品に生きて死んで、誰かが喜んでくれるのやったらいいけど。「自分は喜ぶんかなあ」、「いや笑っているんだから、楽しい時間がいいなあ」ってマインドになりました。でも、このマインドになるまでは、やっぱりちょっと悩むんですよ。だから気持ちの面で「もうそういうふうに笑うのは、しゃーない」ってステージ(段階)に立つのは、私にとって考えることとか病むことに飽きる瞬間。そんなときに“ネクストステージ”に立つな、立っているなって思う。自分にとって、もうここまできたら、悩まないという場所。全部そう、歌もダンスもそういう感じで生きてきました。

――最後に、改めて本作についてのメッセージをお願いします。

アイナ・ジ・エンド:コーラスのみなさんも加わった「Could Havee Been Me」は声量も分厚くて、明るい曲になっていました。私今まで歌ってきたなかで、ここまで澱みのない曲歌ったことがなくて。これをぜひ映画館で体感してほしいなって思います。

■公開情報
『SING/シング:ネクストステージ』
全国公開中
監督・脚本:ガース・ジェニングス
製作:クリス・メレダンドリ、ジャネット・ヒーリー
キャスト:マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、スカーレット・ヨハンソン、タロン・エジャトン、トリー・ケリー、ニック・クロール、ボビー・カナヴェイル、ホールジー、ファレル・ウィリアムス、ニック・オファーマン、レティーシャ・ライト、エリック・アンドレ、チェルシー・ペレッティ、ボノ
日本版キャスト:内村光良、MISIA、長澤まさみ、大橋卓弥(スキマスイッチ)、斎藤司(トレンディエンジェル)、大地真央、坂本真綾、田中真弓、ジェシー(SixTONES)、アイナ・ジ・エンド(BiSH)、稲葉浩志
配給:東宝東和
(c)2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
公式サイト:http://sing-movie.jp
公式Twitter:@SingMovieJP
公式Facebook:@sing.movie.jp

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<応募締切>
4月7日(木)

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