松たか子、沢田研二主演映画『土を喰らう十二ヵ月』ヒロインに 火野正平、檀ふみらも出演
今秋公開の沢田研二主演映画『土を喰らう十二ヵ月』のヒロインとして松たか子が出演することが決定した。
本作は、昭和を代表する作家・水上勉によるエッセイ『土を喰う日々 ―わが精進十二ヵ月―』(新潮文庫刊)を原案に、『ナビィの恋』『盆唄』の中江裕司が監督・脚本を手がけ、映画化するもの。日本の里山の美しい四季の移り変わりと、料理研究家の土井善晴が手掛ける料理の数々も描かれる。女性編集者のすすめで、約1年間にわたり軽井沢の山荘にこもった水上。畑を作り、子供の頃に禅寺で身につけた料理を作り、その様子を執筆するという生活を送り、そのエッセイの豊かな世界観から着想を得て、中江監督が独自に物語を創作した。
松は、映画オリジナルのヒロインであり、本作の主人公・ツトム(沢田研二)を支える担当編集者にして25歳年下の恋人・真知子を演じる。編集を終えた中江監督は「松さんが演じる真知子は、ゴダールの映画のアンナ・カリーナみたいで本当にチャーミング」とコメントを寄せている。
さらに追加キャストとして、火野正平がツトムの友人・大工役、水上勉とも交流があり、美食家としても知られる作家の檀一雄を父に持つ檀ふみが、ツトムが師と仰ぐ和尚の娘・文子役を務めるほか、ツトムの義弟・隆役として尾美としのり、隆の妻・美香役に西田尚美、写真屋役に落語家・瀧川鯉八、そしてツトムの義母役として奈良岡朋子の出演も決定した。
■公開情報
『土を喰らう十二ヵ月』
2022年秋公開
出演:沢田研二、松たか子、西田尚美、尾美としのり、瀧川鯉八、檀ふみ、火野正平、奈良岡朋子
監督・脚本:中江裕司
原案:水上勉『土を喰う日々―わが精進十二ヵ月―』(新潮文庫刊)
料理:土井善晴
制作プロダクション:オフィス・シロウズ
配給:日活
製作:『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会
(c)2022『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会
公式サイト:tsuchiwokurau12.jp