菊池風磨、清原果耶の空手の腕前は「キレキレだった」 『ファイトソング』撮影秘話を語る

菊池風磨、清原果耶の空手は「キレキレ」

 1月11日からTBS系で放送がスタートする火曜ドラマ『ファイトソング』。放送に先駆けて、主演を務める清原果耶、間宮祥太朗、菊池風磨(Sexy Zone)の3人が制作発表会見に登壇した。

 本作は、空手の日本代表を目指していた清原演じる主人公・木皿花枝が、突如その夢を絶たれてしまうところから物語が展開。夢破れたスポコンヒロインと、間宮祥太朗が演じる一風変わった“崖っぷち”ミュージシャン・芦田春樹との出会い、そして花枝を一途に想ってきた菊池風磨演じる幼なじみ・夏川慎吾、不器用な3人の恋と成長を描く。脚本を担当するのは、数々の名作を手掛け、2019年には紫綬褒章を受章した岡田惠和。主題歌は本作のために書き下ろされたPerfumeの新曲「Flow」が決定している。

清原果耶

 TBSアナウンサー・宇内梨沙のナビゲートで会場に登場した3人。まずは清原から一言ずつ挨拶。清原は「私が演じる花枝は、ずっと空手をやってきていた女の子の役で。ただ不慮の事故があって、今は空手を止めてダラっと気が抜けた生活をしている可愛らしい女の子を演じさせていただいています」と役どころを紹介した。

間宮祥太朗

 “一発屋の変人”との紹介を受けた間宮は、目を見開いて笑顔を浮かべ、「落ちぶれた変人です」と第一声で笑いを誘った。続けて「芦田春樹という役は一発屋というか、1曲当てたんですけど、そこから2曲、3曲と続かないで……花枝とはまた違う理由で、違う部分で前に進めずもがいている役」と紹介。「芦田と花枝、前に進めないもの同士が出会うのが1話になるので、その出会いのワクワク感を感じていただければ」と初回放送の見どころを語った。

菊池風磨(Sexy Zone)

 一方、ハウスクリーニング業を経営し、一途に花枝を思い続けている夏川慎吾役の菊池は、「僕が演じます夏川慎吾は、とにかく主人公の花枝ちゃんが大好きで、一途に愛を叫び続けるそんな役になってます。三角関係とはいえすごくみんなそれぞれが真っ直ぐな想いを抱えていて、みんなのことを応援したくなるような、そんなドラマになっていると思います」と笑顔をみせた。

(左から)間宮祥太朗、清原果耶

 今回、空手に初挑戦した清原。小学生の頃から空手をやってみたかったと言い、「念願叶って空手ができているので嬉しいです」「日常で戦う状況に置かれることなんてないので、ちょっと怖いなぁと思いながら頑張って撮影に臨みました」と語った。苦労した点について、「怖いという気持ちにメンタルを持っていかれて(笑)。怖がってたら監督に『あなたチャンピオンだから!』って力説されて。『そうですよね、なんとか頑張ります……はぁぁ……』という感じで撮影していました」と、当時の心境を語った。

 そんな花枝の全国大会のシーンを見ていたという菊池。リハーサル段階から「キレキレだった」と続け、「経験者の方がエキストラでいらっしゃって。そのみなさんも『これ、結構本物だな』とざわついていました。本人もめちゃめちゃドヤ顔に見えましたけど」と清原の奮闘を明かすと、「しょっぱなから何言ってるんですか!」と笑顔でツッコミを入れた清原。菊池は「胸張ってやれていましたよ、全然何の問題もなかったです」と太鼓判を押した。運動が好きで体育の成績は「5」だったという清原だけに、ぴったりの役どころになりそうだ。

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