『カムカム』ジョーのケチャップのしみの理由が判明 るい編の鍵握るモノローグの効果

『カムカム』るい編の鍵握るモノローグの効果

 竹村クリーニング店に戻ったるいは、店の前で片桐(風間俊介)と鉢合わせする。連れ立って入ってくるるいと片桐を、息を飲んで見つめる和子(濱田マリ)と平助(村田雄浩)がおかしい。何か言いたそうな片桐に、るいは礼を言って釣銭を渡す。客と店員の関係に戻った2人。るいの初恋は終わった。

 クリーニングのやり取りから始まる関係性。謎が解けていくにつれて、2人の距離は縮まっていく。なんともロマンチックな設定だ。何を見ても法律の話に変換してしまう片桐は一介の客で終わったが、ジョーは晴れて宇宙人から昇格。ケチャップやコーヒーのしみ、テーブルを叩く仕草。それらは全て、トランペッターとしてのジョーにつながっていた。るいが流した涙は、何を物語っているのだろうか?

■放送情報
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
出演:上白石萌音、深津絵里、川栄李奈ほか
脚本:藤本有紀
制作統括:堀之内礼二郎、櫻井賢
音楽:金子隆博
主題歌:AI「アルデバラン」
プロデューサー:葛西勇也・橋本果奈
演出:安達もじり、橋爪紳一朗、松岡一史、深川貴志、松岡一史、二見大輔、泉並敬眞ほか 
写真提供=NHK

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