有村架純と森田剛が初共演の印象を語り合う『前科者』特別映像公開 新場面写真も
2022年1月28日公開の有村架純主演映画『前科者』の特別映像と新場面写真が公開された。
『ビッグコミックオリジナル』(小学館)にて2018年1月から連載が始まった、原作・香川まさひと、作画・月島冬二による漫画『前科者』が、『二重生活』『あゝ、荒野』の岸善幸監督により実写映像化。WOWOWにて連続ドラマが放送・配信され、日活・WOWOWの共同配給で映画が公開される。
罪を犯した“前科者”たちの更生・社会復帰を目指し、彼らと向き合い奮闘していく保護司の主人公・阿川佳代役で有村が主演。佳代の元で更生し社会復帰へ近づいていたが、ある日忽然と姿を消し、再び警察に追われる身となる男・工藤誠を森田剛が演じる。
公開された映像では、映画コメンテーターのLiLiCoが司会を務め、主演の有村、森田、岸監督の特別対談の様子が収められている。映画の中での森田の変わり様にとても驚いたというLiLiCoが「今日のエロフェロモンを(撮影現場では)どこに置いたんですか?」と森田に思わず吐露する場面もあったが、本作の撮影現場を振り返りながら、観客に観てほしいポイントを語り合うトークとなった。
完成した映画を観て有村は「脚本を読んだ時の方がすごく苦しかったです。演じている時も(森田演じる)工藤誠のことを思って、ひたむきに泣いたり笑ったり怒ったり、人のために自分の心が動かされていく日々でしたが、完成した映画を観た時に希望を感じる作品になっていて、びっくりしました」とコメント。森田は「涙が出ました。悲しいという気持ちよりも浄化される涙で、観終わった後、すっきりしました」と明かし、岸監督は「保護司って元受刑者を更生させる、つまりやり直しをさせる役割があるんですが、人間としてやり直すということは一体どういうことなんだろうと。『前科者』を観ると分かるんじゃないかと」と語っている。
また、初共演の印象について有村は「初めて(森田の)目を見た時に『なんて優しい目をしているんだろう』と思って。それだけでいい人なんだろうなって、全部分かっちゃうくらい」と明かしており、森田は「公園のシーンで、カメラチェンジの時に僕はその場から動きたくなかったんです。先生(=有村)を見たら、先生も動かないで(一緒に)ずっといてくれて、嬉しくなっちゃったんですよね(一同笑)」とコメントした。
また、本作のストーリーを紹介する特別映像と、キャラクターを紹介する特別映像では、演じた役について、有村や森田、磯村勇斗がインタビューに答えている姿が収められている。あわせて公開された新場面写真では、キャラクターの関係性やストーリーが垣間見える様子が切り取られている。
■公開・放送・配信情報
『前科者』
【映画版】2022年1月28日(金)全国公開
【ドラマ版】WOWOWにて毎週土曜22:30〜放送、WOWOWオンデマンドにて配信(全6話)
各話放送後、WOWOWオンデマンド、Amazon Prime Videoにて見逃し配信
出演:有村架純、磯村勇斗、若葉竜也、マキタスポーツ、石橋静河、北村有起哉、宇野祥平、リリー・フランキー、木村多江、森田剛
監督・脚本・編集:岸善幸
原作:『前科者』(小学館『ビッグコミックオリジナル』連載)
制作プロダクション:日活・テレビマンユニオン
配給:日活・WOWOW
(c)2021 香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会
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