永瀬廉、重岡大毅、道枝駿佑 関西ジャニーズJr.出身俳優が見せてきた“泣きの名演”

 そんな名演をみせた永瀬と共演経験を持つのが、なにわ男子の道枝駿佑と長尾謙杜。2019年放送『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)で、主演の古田新太が演じる原田のぶおの生徒役を演じた。クラスの中心人物・明智秀一役に永瀬、同じく目立つ存在の東条正義役に道枝。一方、2人とは対照的に人と接するのが苦手で、存在を消そうとしていた若林優馬役を長尾が演じた。

 永瀬の存在感はもちろん、14歳からドラマ出演してきた道枝も大きく成長。高校生らしい反抗的な態度をみせるものの、勢いと素直さが共存する10代特有の心情を滑らかに演じた。長尾は第1話からフォーカスがあたる役どころで、若林の消極的な性格や思春期ならではの繊細さを含んだ演技で惹きつけた。

 道枝は映画『461個のおべんとう』で主演の井ノ原快彦が演じる鈴本一樹の息子・虹輝役を、『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)では木村拓哉、『俺の家の話』(TBS系)では長瀬智也と、先輩俳優と相次いで共演を果たした稀有な存在。また、今年3月には初の舞台単独主演作品『Romeo and Juliet -ロミオとジュリエット-』、現在放送中の『消えた初恋』(テレビ朝日系)では、Snow Man目黒蓮とダブル主演で一風変わったラブコメに挑戦と着実にキャリアを積んでいる。長尾も2022年1月期に放送の松本潤主演ドラマ『となりのチカラ』(テレビ朝日系)への出演が発表されたばかり。

 “義理人情に厚い”と言われる関西。関ジャニ∞のメンバーを筆頭に、そのような風土で育まれた心が歌唱にも演技にも大いに活かされているのではないだろうか。スタートを切ったばかりのなにわ男子をはじめ若手もベテランも、これから出会う作品で、持ち前の個性をどのように発揮していくのか、俳優としての活躍にも期待が高まる。

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