嵐、ソロになっても絶えない話題 映画&ドラマシーンでも存在感

 嵐として初のライブフィルムとなる『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』のドルビーシネマ先行公開時に櫻井翔、二宮和也、相葉雅紀、松本潤の4人が揃って舞台挨拶に登壇し、大野智からのメッセージも披露され大きな話題となった嵐。グループとしての活動は昨年12月31日から休止中であるが、メンバー個人の活動については話題が尽きない。今回はメンバーの俳優としての活動について着目してみたい。

対照的な映画2作品に出演する二宮和也

 まずは2022年に主演映画2作が公開予定の二宮から。二宮にとって昨年の嵐活動休止以降、初の主演映画となるのが、2022年夏公開予定の映画『TANG タング』。原作は国内でもベストセラーとなり、ベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれたイギリスのハートウォーミング小説『ロボット・イン・ザ・ガーデン』。二宮はゲーム三昧で妻に捨てられたダメ男・春日井健を演じる。記憶を亡くした不良品ロボット「タング」と出会ったことをきっかけに壮大な冒険の旅の幕が開くというストーリーだ。先行公開された超特報ではキュートなタングと共に二宮の姿が。映像自体は短いものの、二宮の「タング」と呼びかけるセリフだけで映画の世界観を垣間見ることができる。

映画『TANG タング』超特報 2022年公開

 また現在撮影中である『収容所(ラーゲリ)から来た遺書(仮)』では一変、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留され捕虜となり、過酷な環境下を生きる山本幡男役を演じる。氷点下の気候や貧しい食事など、誰もが絶望するような状況でも生きる希望を捨てないという役柄は『硫黄島からの手紙』(2006年)の西郷役を彷彿とさせ、今回は二度目の軍兵役に挑む。アイドルの枠を超え卓越した演技力を見せる二宮。全く違う2本の作品への挑戦で、私たちは俳優・二宮のネクストステージを見ることになるに違いない。

ドラマ、映画、演出と多忙を極める松本潤

 先日12月30日にジャニーズとしては2年ぶりに東京ドームで開催される『Johnny’s Festival』の総合演出を手がけることでも話題となった松本。主演する大人気ドラマシリーズの映画化作品『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』が12月30日に公開となるが、公開日前日の29日に『完全新作SP新たな出会い篇』(TBS系)として2時間30分のスペシャルドラマの放送も決定し、公開を待ちわびるファンのボルテージがさらに高まっている。映画公開後も松本の忙しさは増すばかり。2022年1月からは主演ドラマ『となりのチカラ』(テレビ朝日系)がスタート。キュートで鋭い『99.9』の深山から一転、テレビ朝日系ドラマで初主演作となる今作では思いやりと人間愛だけは人一倍、しかし何をしても中途半端で半人前な “中腰の男”中越チカラを演じる。役者としての松本の魅力は何と言っても演じた役柄が全て愛すべきキャラとして確立させていることに尽きる。国民的アイドル松本潤のパーソナルなイメージを保ちつつも、作品を通じ観客である視聴者にハッキリとキャラクターとして印象付けることができるのは、表現者でありクリエイターでもある松本の多角的な視点から徹底的に分析された役作りによるところが大きい。また2023年には大河ドラマ初主演作『どうする家康』(NHK総合)も控えている。嵐の活動休止後はしばらく充電していたという松本がいよいよフルスロットルで走り出す。



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