『ペク・ジョンウォンの呑んで、食べて、語って』で知る、韓国グルメと文化の魅力

 そんな彼が毎話迎える豪華なゲストも『ペク・ジョンウォンの呑んで、食べて、語って』の魅力のひとつ。

 10月29日に日本公開を控えた韓国版『ジョゼと虎と魚たち』の主演でも知られる女優のハン・ジミンを迎えた第2回は、釜山のにある眺めのいい海辺の大衆食堂で、韓国ではメジャーなソジュ(韓国焼酎)とビールを割った“ソメク”の飲み方を紹介。第3回は先述した『ユン食堂』、『三色ごはん』を大ヒットさせたテレビプロデューサーのナ・ヨンソクとマッコリとチヂミを。第5回では、話題の韓国代表バレーボール選手キム・ヨンギョンとフライドチキンとビールの組み合わせ“チメク”を堪能する。

Paik's Spirit | Official Trailer | Netflix

 そう、どれも韓国ドラマで見たことのある食事風景と、新大久保に行けば間違いなく食べることができるメニューばかり。ペク・ジョンウォンも「韓国グルメが受け入れられてきているのは、韓国エンタメ界が世界に進出し、韓国料理や食事風景を目にする機会が増えているからだ」と話す。韓国文化を担う歌手、俳優、テレビプロデューサー、スポーツ選手、そしてペク・ジョンウォンたちの語らいは酒が進むわけである。

 彼らを観ていると“呑んで、食べて、語って”を当たり前にしていたことが、こんなにも人との繋がりを感じられる場であったことを思い知る。その日々を迎えるまでに、せめて語れることを増やしておこうじゃないか。

■配信情報
『ペク・ジョンウォンの呑んで、食べて、語って』(全6話)
Netflixにて、シーズン1独占配信中

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