『おかえりモネ』百音の脳裏に“あの日”が再来 菅波が投げかけた言葉とは

『おかえりモネ』百音に“あの日”が再来

 誰かを助けたいという思いは時として実を結ばない。かつて百音に「あなたのおかげは麻薬」と言った菅波は、そう考えるきっかけになったホルン奏者の宮田(石井正則)と再会。宮田はボイラー修理の仕事をしており、汐見湯のボイラーを点検に来たのだ。「今のところ再発もなく5年たちました。先生のおかげです」と笑う宮田に、菅波はどう答えていいかわからない。宮田は今の仕事に愛着を持っていると話してから、こう言う。「でも、先生のことずっと恨んでましたよ。怒りをどこにぶつけていいのかわかんなかったし、訴訟だって考えた」。ホルン奏者としての未来を絶たれた宮田がどんな思いだったかは察するに余りある。それでも「先生のおかげです」と口にする理由は、生きていれば何かしら再起の機会があるという単純なものではないだろう。「命は助けてもらいましたからね。今、私は生きてる。それが大事なんだ」。噛み締めるような表情は、生きていることそれ自体の尊さを知る人のものだった。

※高田彪我の「高」はハシゴダカが正式表記。

■放送情報
NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
出演:清原果耶、内野聖陽、鈴木京香、蒔田彩珠、藤竜也、竹下景子、夏木マリ、坂口健太郎、浜野謙太、でんでん、西島秀俊、永瀬廉、恒松祐里、前田航基、高田彪我、浅野忠信ほか
脚本:安達奈緒子
制作統括:吉永証、須崎岳
プロデューサー:上田明子
演出:一木正恵、梶原登城、桑野智宏、津田温子ほか
写真提供=NHK



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