増田貴久、『ボイスⅡ』“透ちゃん”役が切なすぎる 作品に緊張をもたらすリアルな焦燥感

 NEWS・増田貴久が出演するドラマ『ボイスII 110緊急指令室』(日本テレビ系)。ストーリーも中盤に差し掛かり、回を追うごとにハラハラ、ドキドキさせられる展開をみせている。

 本作は、2019年7月期に『ボイス 110緊急指令室』が放送され、ちょうど2年の時を経て再び放送されたドラマシリーズ。港東署の緊急指令室“ECU”(Emergency Call Unit)を舞台に、「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」を掲げ、通報を受けてからハイスピードで事件解決を目指すタイムリミットサスペンスだ。

 緊急出動班の班長、“ハマの狂犬”こと樋口彰吾(唐沢寿明)と、樋口を“兄貴”と慕ってバディを組むのが増田演じる石川透。そんな彼らをアシストするのが、ECUの室長でボイスプロファイラー、声紋分析官の橘ひかり(真木よう子)率いるチーム。橘の優れた聴覚を生かしチームのリサーチ力、樋口&石川が現場で奮闘と連携プレーが光る。

 前作で石川が黒幕に操られ、樋口をはじめとする大切な仲間を裏切る結果になってしまい、橘の説得を受け、再び警察官として歩み始めた経緯がある。第1話から石川は「暴走したら誰が止めるんですか」と署内のルール違反を承知の上で樋口をアシスト。バディ復活に喜んだのも束の間……。第2話では白塗りの男の共犯者・二ノ宮純名(片山友希)を追うなかで、「かつてあなたは人を殺した。撃てるの? 透ちゃん」と挑発され、周辺の子どもたちを守るべく発砲。石川は二ノ宮の体から流れる血を止めるように救護にあたったが、「ようこそこちら側に……」の言葉を残して亡くなった。この一件によって石川は、その後の捜査活動に影響を及ぼすほどの、重たいトラウマをまた一つ背負ってしまった。

 刑事役とあって、被害者を守るために必死で捜索したり、被疑者を捕らえるために奔走したりと緊迫したシーンが続くのだが、そこで見せる増田の険しい表情、声の強弱を巧みに操ることによって緊迫感が増している。被疑者との対峙するシーンでは拳銃を構えたり、時には殴ったりと激しいバトルシーンもみられるのだが、やはり今作で印象に残るのは石川透が少しずつ追い詰められていく姿だ。

 樋口のタッグで被疑者を捕えるも、第2話でのシーンがフラッシュバック。顔がこわばり体も硬直したような状態に。それでも樋口らの前では心配をかけないようにと、柔らかい表情を浮かべ気丈に振る舞う。わずかなシーンではあるが、この姿には胸が痛んだ。



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