犬飼貴丈、『はたらく細胞BLACK』を観て考えた仕事と健康 「生活を改めるきっかけに」

犬飼貴丈、『はたらく細胞BLACK』を語る

 身体の細胞の擬人化という斬新な発想で話題になった、清水茜の漫画を原作とする体内細胞擬人化アニメ『はたらく細胞』のスピンオフ『はたらく細胞BLACK』のBlu-ray&DVDの7巻が8月25日に発売される。

 『はたらく細胞BLACK』は、不摂生な大人の身体の中で働く細胞たちの過酷な労働環境を描いた作品だ。タバコやアルコールの摂取、性病から脱毛症や胃潰瘍など、大人が経験する様々な身体の不調が描かれ、身につまされる内容となっている。

 今回は、そんな『はたらく細胞BLACK』の魅力を、アニメ好きで自身のYouTubeチャンネルなどでもアニメの魅力を発信している俳優の犬飼貴丈に語ってもらった。(杉本穂高)

『はたらく細胞』のイメージで見たら、良い意味で裏切られた

――犬飼さんは『はたらく細胞』シリーズにどんな印象を持ちましたか?

犬飼貴丈(以下、犬飼):『はたらく細胞』は、SNSで血小板ちゃんの掛け声などがバズっていたことをきっかけに観始めたんですが、エンタメとして面白いだけにとどまらず、役立つ知識がたくさん出てくるのが本当に素晴らしいですね。登場キャラクターも個性的で、人の身体を1つの世界に見立てて、この細胞はこういう役割ですよとキャラクターを通して楽しく勉強させてもらいました。

――『はたらく細胞』を先にご覧になったのですね。その後『はたらく細胞BLACK』をご覧になっていかがでしたか?

犬飼:『はたらく細胞』のイメージで観始めたので、良い意味で裏切られました。『はたらく細胞』は、楽しく働くイメージでしたけど、『はたらく細胞BLACK』の方は、大人の身体に起きる様々なトラブルが、現実にあるひどい企業のようで、そこで働く細胞たちの絶望が描かれていることにびっくりしました。

――『はたらく細胞』は、細胞たちのがんばりで概ね健康を保っていましたが、『はたらく細胞BLACK』の身体の主は相当に薬に頼っていましたね。

犬飼:ことあるごとに薬や抗生物質を投与していましたよね。でも、その中で各細胞の努力している姿が、キャラクターとして立っていて面白いです。

――本作で好きなキャラクターはいますか?

犬飼:主人公の相棒の赤血球(AC1677)が好きです。彼にはすごく感情移入できました。

――等身大で人間くさいですよね。同期の主人公が7話で表彰されたことに劣等感を感じ、やさぐれてしまうエピソードなどが印象的でした。

犬飼:ああいう状況になったら僕もそっちになびいてしまうかも、というリアリティがありました。でも、その後に立ち直って主人公に寄り添える存在になる展開が良いですね。主人公が頑張りすぎて追い詰められていく時にさぼり方を教えるエピソードは、時には休むことも大切だと伝えてくれる素晴らしいシーンだと思います。

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