菅原小春、『おかえりモネ』に新たな“運命の相手”として登場 スポーツ気象の重要性とは

『おかえりモネ』菅原小春は運命の相手?

 彼女との出会いをきっかけに百音は“スポーツ気象”という言葉を知った。そして、朝岡(西島秀俊)の秘めていたある思いも。朝岡は近い将来、気象キャスターを辞め、近々身近なスポーツを通して気象情報の重要性を伝えるビジネスを始めるようだ。2021年8月4日の東京都では最高気温が35℃まで上がる予想で、今年初の猛暑日になる見込み。朝岡が言ったように、気象変動により私たちの住む地球環境は日々過酷になっている。

 未来を見据えて人々に必要な知識を届けようとしている朝岡、負けず嫌いで大会で勝ちたいと願う鮫島、報道キャスターになりたい莉子、そして好きな人と「大好き」と伝え合いながら暮らしていきたい明日美も、みんな自分自身の夢を叶えるために生きている。だけど、やっぱり根本には百音と同じように「誰かの役に立ちたい」という願いが隠れているように見えるし、彼らが夢を叶えた先に誰かが助かる未来、誰かが心から喜ぶ未来があるはず。百音にはいつか肩の力を抜いて、祖父・龍己(藤竜也)の「まるっきり関係ないように見るもんが、何かの役に立ってる」や、サヤカ(夏木マリ)の「本当は何の役にも立たなくていい」という言葉を実感してほしい。

■放送情報
NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
出演:清原果耶、内野聖陽、鈴木京香、蒔田彩珠、藤竜也、竹下景子、夏木マリ、坂口健太郎、浜野謙太、でんでん、西島秀俊、永瀬廉、恒松祐里、前田航基、高田彪我、浅野忠信ほか
脚本:安達奈緒子
制作統括:吉永証、須崎岳
プロデューサー:上田明子
演出:一木正恵、梶原登城、桑野智宏、津田温子ほか
写真提供=NHK

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