『おかえりモネ』清水尋也、『東リベ』悪役から一新 強烈キャラ・内田衛で新境地を開拓?

清水尋也、『おかえりモネ』で新境地を開拓?

 6月29日、『おかえりモネ』(NHK総合)第32話に清水尋也が登場し、SNS上で驚きの声が飛び交った。これまで悪役やクールな役柄を演じてきた彼が、その雰囲気を一切封印。おかっぱ頭にメガネという出立ちで登場したのだ。

 現在公開中の映画『東京リベンジャーズ』で演じている“ハンマ”こと半間修二と比較すると、そのちがいが顕著にあらわれる。手の甲に「罪」「罰」と刺青を入れているハンマは見るからに危険なキャラクター。だが、謎を秘めた役柄を得意とする清水にとっては、真骨頂とも言える役柄だった。

 一方『おかえりモネ』で演じる気象予報士・内田衛は、どこか頼りなさそうな青年だ。とはいえおかっぱ頭に丸メガネであっても、モデルとしても活躍中の清水なら高身長と独特な雰囲気を生かしカッコ良く着こなせるはずだろう。しかし、内田には洒落っ気が一切ない。猫背な姿勢やおどおどした話し方など細かな仕草や声によって、“内田衛”というキャラクターを見事に作り上げている。

 危うげなヤンキーから冴えない青年や、『渇き。』(2014年)の“ボク”のような壮絶なイジメに合う少年までを演じこなす振り幅の広さ。清水の表現力にはつくづく驚かされる。

 ちなみに内田は、頼りなく見えるが実は予報士試験に一発で合格した超秀才。重度の花粉症に悩まされていることから、花粉の警報アプリの実用化を目指している。ヒロイン・永浦百音(清原果耶)に天気に興味を持つきっかけを与えた朝岡覚(西島秀俊)と同じ気象情報会社で働いているため、上京した百音と接する機会も増えていきそうだ。公式サイトの登場人物紹介には、“百音と一番年齢が近い先輩”と書かれていることもあり、キーマンとなっていくことも考えられる。

 また、観測のために山に向かった際には、マスクに分厚い保護メガネ……と完全防備。そのスタイルからも“重度の花粉症である内田”というキャラクターがよく伝わってくる。逆にそうまでしてでもこの仕事と向き合いたいということなのかもしれない。コミカルな印象が強いキャラクターだが、花粉の警報アプリの実用化という夢に対する気持ちも人一倍強そうだ。



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