『おかえりモネ』清水尋也、『東リベ』悪役から一新 強烈キャラ・内田衛で新境地を開拓?

清水尋也、『おかえりモネ』で新境地を開拓?

 思えば、『おかえりモネ』の主要キャラは、それぞれ何かを伝える役割を担っている。百音は、震災が起きた日にその場にいることができなかった人の苦しみ、百音の幼なじみ・及川亮(永瀬廉)は、震災で家族を亡くしたあとも懸命に生きていかなければならない過酷さ、新田サヤカ(夏木マリ)は、ビバの伐採を通して自らの手で大事なものを手放さなければならない侘しさを教えてくれた。清水が演じる内田も、きっと何かを伝える役割を果たしていくはずだ。

 7月16日、ついに第1部「登米・気仙沼編」のラストを迎えた『おかえりモネ』。19日からは、いよいよ第2部「東京編」がスタートした。西島秀俊はもちろん、気象予報士・神野マリアンナ莉子を演じる今田美桜や、第34話でも存在感を発揮していた森田望智など華やかな面々が登場する「東京編」。内田を通して、清水が新境地を開拓していく姿を見るのが楽しみだ。

■放送情報
NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
出演:清原果耶、内野聖陽、鈴木京香、蒔田彩珠、藤竜也、竹下景子、夏木マリ、坂口健太郎、浜野謙太、でんでん、西島秀俊、永瀬廉、恒松祐里、前田航基、高田彪我、浅野忠信ほか
脚本:安達奈緒子
制作統括:吉永証、須崎岳
プロデューサー:上田明子
演出:一木正恵、梶原登城、桑野智宏、津田温子ほか
写真提供=NHK

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