マイコ、今田美桜、高岡早紀 『おかえりモネ』上京編で清原果耶を囲む女優陣

『おかえりモネ』上京編でキーとなる女優陣

 気象予報士の資格を取った百音(清原果耶)はついに東京へやってきた。NHKの連続テレビ小説『おかえりモネ』が第10週初日を迎え、百音は気象情報会社の採用面接を前に、下見で会社を訪れる。

 東京へやってきた百音を最初に出迎えたのは、菜津(マイコ)という人物。彼女は百音が暮らすことになる家の大家だ。菜津は古い銭湯をリノベーションしてシェアハウスにした理由を「家賃収入当て込んで」と茶目っ気たっぷりに話す。だが百音から「お家賃、すっごぐ安いですよね」と言われると、笑顔のまま「だって悪いから」と気まずそうに返した。百音からの問いに正直に答えたり、採用が決まっていない百音に「意外と無鉄砲?」と素直に投げかける、飾り気のない性格が印象的だ。

 気象情報会社の下見にやってきた百音は、登米で出会った気象予報士の内田(清水尋也)と野坂(森田望智)に再会。再会を喜ぶ百音とは裏腹に、野坂はなぜか鬼気迫っている。野坂は、百音に気さくに挨拶していた社長・安西(井上順)に確認を取ると、百音をテレビ局へと連れて行く。そこには朝岡(西島秀俊)の姿があった。

 「あっ、意外な人が来ましたね」と百音との再会に笑顔を見せる朝岡だったが、彼は足早にその場を立ち去ろうとする。野坂が夜のニュースの気象コーナーは誰が出るのかと引き止めると、莉子(今田美桜)が「大丈夫です、できます」と自信たっぷりにその場に立ち上がる。この目まぐるしい展開に百音はその場で固まっていた。

 この場にテレビ局員・高村(高岡早紀)が現れたことで、視聴者に分かりやすく百音がテレビ局に連れてこられた理由が明かされた。気象を報道するテレビ局との契約で、予報士は4人体制なのだという。百音はその中の一人に組み込まれたのだ。報道経験がなく、かつ明日が採用面接だという百音の起用に、当然高村は怪訝な顔をするが、朝岡が「永浦さんはれっきとした気象予報士です」とフォローする。結果、この日の夜の放送だけは莉子、野坂、内田、百音の4人で行うことになった。

 立ち去る前に朝岡は「私一人いたところで100%正しい予報ができるわけじゃありません。気象予報はチーム戦です!」と言っていたが、百音が困惑するのも無理はない。上京したての百音が終始呆気に取られているのも納得の怒涛の展開だった。東京編では、目まぐるしく変わる気象報道の現場が描かれるようだが、第10週初日はまさしくその一端といえる。今はまだぎこちない様子の百音だが、いち気象予報士としてどのように成長していくのか楽しみだ。

■片山香帆
1991年生まれ。東京都在住のライター兼絵描き。映画含む芸術が死ぬほど好き。大学時代は演劇に明け暮れていた。

■放送情報
NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
出演:清原果耶、内野聖陽、鈴木京香、蒔田彩珠、藤竜也、竹下景子、夏木マリ、坂口健太郎、浜野謙太、でんでん、西島秀俊、永瀬廉、恒松祐里、前田航基、高田彪我、浅野忠信ほか
脚本:安達奈緒子
制作統括:吉永証、須崎岳
プロデューサー:上田明子
演出:一木正恵、梶原登城、桑野智宏、津田温子ほか
写真提供=NHK

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