『おかえりモネ』夢と現実の狭間に立つ百音 社会部記者・沢渡役の玉置玲央も初登場

『おかえりモネ』夢と現実の狭間に立つ百音

 いつも屋外からの中継を担当していた莉子は、急遽任された大役にやる気を見せるが、内心は不安もあった。百音は指し棒を渡す際に莉子が緊張していることに気付く。だが、そんな不安も期待も突然の緊急ニュースによってかき消された。2分30秒の気象コーナーは30秒に短縮され、アナウンサーが読み上げる形に変更。莉子の出番はなくなってしまった。

 憧れていた世界を間近に見て、期待に胸を高鳴らせた百音。直後に知ったもう一つの現実は、何かあれば一瞬で消えてしまう気象予報の存在の小ささだった。うっぷんを晴らすように莉子はため息をつく。誰かを助けたいと願って気象予報士になった百音は、夢と現実の狭間で何を思うのだろうか?

■石河コウヘイ
エンタメライター、「じっちゃんの名にかけて」。東京辺境で音楽やドラマについての文章を書いています。ブログTwitter

■放送情報
NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
出演:清原果耶、内野聖陽、鈴木京香、蒔田彩珠、藤竜也、竹下景子、夏木マリ、坂口健太郎、浜野謙太、でんでん、西島秀俊、永瀬廉、恒松祐里、前田航基、高田彪我、浅野忠信ほか
脚本:安達奈緒子
制作統括:吉永証、須崎岳
プロデューサー:上田明子
演出:一木正恵、梶原登城、桑野智宏、津田温子ほか
写真提供=NHK

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