『おかえりモネ』いよいよ東京編へ 今田美桜、高岡早紀ら新キャラ×俳優陣を解説
連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合)は、第10週「気象予報は誰のため?」から舞台を東京に移す。ここで、ヒロインの百音(清原果耶)が東京で出会う個性的なキャラクターたちを紹介したい。
安西和将(井上順)
気象キャスターの朝岡(西島秀俊)が働く気象会社「ウェザーエキスパーツ」の社長で飄々とつかみどころのない人物のようだ(百音がゆくゆく働くことになる会社となのだろうか)。
井上順は本作が『ファイト』、『エール』に続き朝ドラ出演3作目。『エール』ではスリーピースのスーツにハットという出で立ちが似合う紳士・木下一役のダンディーな出で立ち、存在感で視聴者を沸かせた。井上の元々持つ粋で小洒落た雰囲気が一気に都会臭を感じさせてくれるだろう。彼が演じる社長とくればきっと茶目っ気満載で、直接若手の百音との触れ合いも出てくるのではないかと期待できそうだ。
高村沙都子(高岡早紀)
テレビ局内の社会部気象班の制作進行を束ねるデスクで、報道番組の責任者。正確な情報を厳選して慎重に伝えるという報道スタンスに強いこだわりがあり、気象情報をときに踏み込んで伝えようとする朝岡と対立することもある。
本作が朝ドラ初出演となる高岡早紀演じる沙都子はいかにも“デキるキャリアウーマン”そのもの。
“デキる女”役というのは高岡の得意とするところで、最近も『桜の塔』(テレビ朝日系)では、銀座の高級クラブのママながら元警官という異色の経歴を持つ小宮志歩役を好演。また『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)で、着物ブームの火付け役であり、ファッション業界のトップに君臨するウエクサジンコ役としてゲスト出演したのも記憶に新しい。何かしら“訳あり”な側面も持つ強い女性役が続いているが、本作でも百音が憧れを抱く“東京の女性”の一人になることは間違いなさそうだ。