不良役で名を馳せる俳優・磯村勇斗 初の大河ドラマ『青天を衝け』で演じる徳川家茂の最期

不良役続く磯村勇斗、大河での最期は?

 『仮面ライダー』から「朝ドラ出演」という若き俳優たちの登竜門をくぐり、いま俳優道を着実に歩んでいる俳優が、磯村勇斗だ。現在放送中のNHK大河ドラマ『青天を衝け』では、第十四代将軍・徳川家茂に扮している磯村。史実では家茂は第2次長州征伐の途上、志半ばで命を落とす。正室・和宮(深川麻衣)への思いやりにはじまり、誰よりも誠実で、だからこそ政治に翻弄される家茂を見事に体現した。

 『仮面ライダーゴースト』(テレビ朝日系)のアラン役でドラマ初レギュラー出演を果たした磯村は、2017年放送のNHKの連続テレビ小説『ひよっこ』でブレイク。当初、有村架純演じるヒロイン・みね子の相手役は明かされていなかったが、竹内涼真演じる島谷と破局後、みね子と幸せな道を歩んだのは磯村演じるヒデだった。

 その後は、ドラマや映画を中心に、ジャンル問わず幅広い作品に出演し、あらゆるキャラクターをものにしてきた磯村。『覆面系ノイズ』『恋は雨上がりのように』『ういらぶ。』『春待つ僕ら』などの少女漫画原作の映画で、実写となったキャラを見事に演じ切り、『きのう何食べた?』(テレビ東京系)、『TWO WEEKS』(カンテレ・フジテレビ系)ではキーマンを演じた。また、7月9日深夜より続編『サ道2021』(テレビ東京系)が放送される、主人公がサウナを巡り「ととのう」までの姿を描く一風変わった作品、『サ道』(テレビ東京系)にも溶け込み、『恋する母たち』(TBS系)では大人の恋愛ものに挑戦するなど、視聴者を虜にした。

『東京リベンジャーズ』(c)和久井健/講談社 (c)2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会

 近年は、不良やヤンキー役を多く演じており、そのイメージが強いように思う。『今日から俺は!!』(日本テレビ系)に始まり、映画『ヤクザと家族 The Family』、そして『珈琲いかがでしょう』(テレビ東京系)など、それぞれの作品で演じる不良姿もハマっている。7月9日より公開される映画『東京リベンジャーズ』では、『青天を衝け』で主演を務める吉沢亮、『今日から俺は!!』で相棒役を演じた鈴木伸之と再共演。主人公・タケミチ(北村匠海)を支える不良の親友・アッくん役で登場する。

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