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『ひよっこ』見習いコック役・磯村勇斗インタビュー 「みね子ちゃんは守ってあげたくなるタイプ」

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 NHKの連続テレビ小説『ひよっこ』が新章に突入した。茨城県の山あいの村で育った谷田部みね子(有村架純)は、出稼ぎに出ていた父が行方不明になったことで上京。しかし、上京先で働いていた工場が倒産してしまう。そんな中、父も通っていたという赤坂の洋食屋・すずふり亭で雇ってもらえることになったみね子。慣れない仕事に失敗しながらも、新しい仲間たちとともに日々奮闘している。リアルサウンド映画部では、すずふり亭のなかでもみね子を一番近くで見守っている見習いコック・前田秀俊を演じる磯村勇斗(いそむら・はやと)にインタビューを行った。若き俳優たちの登竜門となっている『仮面ライダー』や朝ドラへの出演が相次ぐ磯村に、出演作への想いや、『ひよっこ』を通して得た刺激、共演者とのエピソードなどについて語ってもらった。【インタビューページ後には、チェキプレゼントあり】

「出演している俳優さんに嫉妬していました(笑)」


ーー以前から、朝ドラへ出演したいという気持ちは強くあったのですか?

磯村勇斗(以下、磯村):幼い頃から朝食を食べながら朝ドラを見ることが日課だったので、憧れは強くありました。役者を目指したての頃は、出演している俳優さんに嫉妬していました(笑)。誰もが知っている歴史ある枠、そして長期に渡っての撮影ということもあって、朝ドラでしかできない体験があるはずです。役者として学べることも多く、成長できる現場だと思っていたので、今回僕も出演者として作品に携わることができて、とても嬉しいです。

ーー磯村さんは『まれ』や『仮面ライダーゴースト』にも出演していましたが、それらの作品を経験したことで、今の『ひよっこ』に繋がった部分はありますか?

磯村:『まれ』の時はオーディションに落ちてしまったのですが、合コンのシーンの男の子という役でちょっとだけ出演させていただきました。その後は、『仮面ライダーゴースト』で、1年間、アラン(仮面ライダーネクロム)役を演じさせていただきました。その経験が自分の中で自信に繋がったんです。オーディションに対しても『まれ』の時のように怖気付くことがなくなり、楽しんで臨めるようになりましたね。精神的にも強くなったので、『仮面ライダーゴースト』への出演を通して成長できた部分は大きいです。

ーー幼い頃から憧れていた朝ドラ、『ひよっこ』に実際に出演してみてどんな印象を受けましたか?

磯村:やはりプレッシャーは感じますね。朝ドラは、老若男女幅広い世代から愛されていますし、僕のように毎日、朝ドラを観て一日が始まるという方もたくさんいます。特に、ご年配には小さい頃から何十年もご覧になっている方もいますよね。そんな中、自分のせいで視聴者をがっかりさせるようなことは絶対にしたくありません。だからこそ、舞台となっている1960年代の資料を図書館で集めて調べたり、当時の映像が収められているDVDを観たり、すずふり亭がある赤坂の場所を昔と今の地図で照らし合わせて比較してみたりと、時間をかけて勉強しました。出演させていただくからには、作品自体にも前田秀俊という役柄にもしっかりと向き合う。そのための準備は怠らないようにしようと思いました。

「ヒデは愛されている」


ーーでは、前田秀俊について教えてください。

磯村:すずふり亭の中では、やつい(いちろう)さん演じる(井川)元治先輩や、佐藤(仁美)さん演じる(朝倉)高子さんらにイジられています(笑)。また、(佐々木)蔵之介さん演じる料理長の(牧野)省吾さんはじめ、すずふり亭のみなさんがとても気にかけてくださるので、ヒデは愛されているなと感じますね。僕も真面目な性格で、自炊やアルバイトで料理をしていたりするので、ヒデと共通点は多く、演じやすいです。ヒデは、先輩方にイジられているときでも、違うことはキッパリ「違う」と言えます。でも、僕はイジられるとそれに乗っかって、一緒にボケてしまうでその点はちょっと違いますね。実際に現場でも、役柄関係なくみなさんにめちゃくちゃイジられてます(笑)。

ーーすずふり亭のみなさんは仲がいい印象がありますが、実際の撮影現場は?

磯村:すずふり亭はベテランの役者さんが多いので、とても刺激的な毎日を送っています。たとえば、省吾さん役を演じている蔵之介さん。動きや役の作り方、セリフの言い回しなど、とても勉強になります。焼きリンゴの作り方をみね子に説明するシーンがあるのですが、それがもうヨダレが出るくらい美味そうに説明するんですよ。事前に台本で省吾さんのセリフもイメージしながら読んでいるのですが、実際に蔵之介さんが演じると全く違うものになるんです。言葉の裏にある真意を感じさせる言い回しや、厳しさの中にある優しさ、省吾さんならではの温かさなど、蔵之介さんにしかできない省吾さんになります。あと蔵之介さんは、実際にアドバイスもしてくださるんです。感情がより伝わりやすいリアクションの仕方や、どうやったら面白く見えるかなど、細かい部分までとても丁寧に教えてくださいます。ヒデ同様、蔵ノ介さんからは日々多くのことを学ばせていただいています。また、鈴子さん役の宮本(信子)さんは、視野が広く、緻密に計算されたお芝居をされています。ホールに立つときはお客さんがいらっしゃるので、動線の確保がすごく難しいんですよ。でも、宮本さんは、タイミングを合わせたり、ポイントでカメラに入ったりするのが、すごく上手なんです。そんな宮本さんのスマートな演技を見て、僕も周りに目を向けながらしっかり考えて動くということを意識するようになりました。そして、元治先輩役のやついさんからは、お笑いの“間”の大事さをいつも教わってます(笑)。

      

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