平山祐介、『おかえりモネ』で坂口健太郎を導く 『コウノドリ』コンビの再共演に期待大

平山祐介、『おかえりモネ』坂口健太郎を導く

 連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合)第5週目に初登場するのが、登米の診療所で働く医師・中村信弘役を演じる平山祐介だ。平山は本作が朝ドラ初出演となる。

 同じく診療所で働く医師・菅波光太朗(坂口健太郎)の研修医時代の指導医で、1週おきに東京から診療所へやってくる。菅波がさほど興味がある訳ではない地域医療に対して、中村はその発展を目指し、精力的に活動しているようだ。

 このコンビに、平山と坂口が医師役で共演した『コウノドリ』(TBS系)を連想した人も少なくないだろう。平山が演じた救命救急医・加瀬宏も日々命の重さに真摯に向き合う熱血漢だった。本作でも、何かと考え込みがちな菅波をやや強引に導く明るく豪快な役どころのようだ。

 『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)でも、主人公のメイ(多部未華子)が働く製薬会社の副支店長役を熱演していた。

 この“部下想いの優しい上司役”というのは、彼のいわば十八番的なところがあり、これだけ抜擢が続くのは、一見したところ強面ながら大きな口を開けて笑う快活さ、そして笑顔にも滲む愛情深さ、責任感・使命感の強さ、体格が良くいかにも周囲が“付いていきたくなる、頼りたくなるような”大きな背中、さらに懐の深さを感じさせる落ち着いたイケボなどの要素があってのことだろう。

 また、平山は『コウノドリ』での救命救急医以外にも、体力と強靭なメンタルが必要とされるハードな職業ものを演じることも多く、『海猿』(フジテレビ系)シリーズの潜水士、『S ー最後の警官ー』(TBS系)での警視庁SAT隊員役などで見せた鍛え上げられた体格、肉体派な役どころも印象的だ。

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